チェコ – ビールを飲む旅?! (1) プラハ到着

公開:2019/09/27
編集:2019/10/02

チェコの人はビール大好きで、年間一人当たり183リットル飲んでいるそうです。
2位のオーストリア(107リットル)をブッチギリで引き離して、25年連続世界一です。
オクトーバフェストで知られるドイツは100リットルで3位、日本は40リットルで50位ですが、発泡酒などを含んだ量なので実質はもっと低いかと。(キリンビールの DATA BOOK 2019 にある2017年のデータ)

チェコでも有名なのは、首都プラハから南西へ約90Kmのチェコ第4の都市ピルゼン(Pilsen)で1842年から作られているピルスナー・ウルケル (Pilsner Urquell)です。現在のビールの主流であるピルスナータイプの元祖で、ビール好きなら名前を知らない人はいないと思います。

3年前にピルスナー・ウルケルの工場見学に行きましたが、見学の最後に樽から注いでくれた無濾過のピルスナー・ウルケルは、まさに絶品でした。
工場附属のレストランでも濾過したものしか提供していませんが、無濾過のを出しているピルゼン市内のレストランを最近発見しました。

チェコではホスポダ(hospodě)というイギリスのパブみたいなお店がどの町にもたくさんあって、ピルスナー・ウルケルのようなブランドや地ビールが飲めます。

1日目:

ということで(?)、関空からアムステルダム経由でプラハへ。
関空10時25分発のKLMでしたが、折り返す機材が遅れて約40分の遅発となりました。アムステルダム到着もその分遅れるため、もともと1時間半くらいしかなかったプラハ便へは乗継ぎできません。走ればいい?と言ったらカウンターのお姉さんに睨まれて、預入荷物が移せません!と一言。次の便がチェコ航空の19時15分発しかなく、アムステルダムでの乗継ぎ時間が約4時間になりました。
ただ、この便も30分以上遅れて、プラハ空港到着は午後10時を回っていました。

空港からホテルまでは Airport Transfer の shared transport という乗合タクシーみたいなのを予約していました。(ある旅行情報サイトで、貸切の private transfer より安くて、無茶に詰め込まれたりしないとの情報あり)
プラハ到着便が変更になったので、関空にいるうちにメールで連絡したらすぐに確認の返信があって安心していましたが ….  到着してロビーへ出ると、ボードを持ってドライバが三人並んでいるのに、どこにも自分の名前がない !!!

到着便が遅れてもちゃんとフォローしてくれるはずやろ、カンベンしてよ〜と思いながらそのうちの一人に予約番号を見せると、本社(?)へ電話して予約番号が無いとか言いながら何度も確認してました。
そのうち他のドライバーは予約客が来ていなくなってしまうし、なんて日だ〜と長電話するドライバーを見ていると、突然「私があなた方を連れて行きます(キッパリ)」ということになりました。
スーツケースを載せて、抜け道なのか狭くて急カーブの道をブッ飛ばしてくれました。
どうでもいいことですが、このドライバが持っていたボードの名前の人はどうなったんでしょうか?
元々の予定通りなら午後7時前にはホテルへ着いて、トラムに乗ってピルスナー・ウルケル直営レストランへ行って一杯目のビールを飲んでるはずだったのに、11時を回っていてバタンキューでした。

なお、帰りも予約するつもりでしたが、出発便でトラブったらどうしようも無いので価格差はだいぶありましたが(455Kč ⇄ 780Kč)、ホテルで頼みました。

チェコの通貨はチェコ・コルナで、ISOコードでは CZK、一般にはKč 。
1Kč = 約 4.75円 (クレジットカードの請求、9月中旬)。
ユーロはほとんどの店で使えるようで、1€ = 25Kčの表示が多かったです。
結構大きい店でもカードが使えないことがあります。

ホテル:
ホテルはKLMのサイトからBooking.comで、アクツェント ホテル (Akcent Hotel) というのを予約しました。
マラーストラナ地区にあります。

目の前に Na Knížecí というバスターミナルがあり、トラム乗り場はバスターミナルの反対側や、ホテルを出て左手にまっすぐ歩いて数分のところにあります。
その先にショッピングセンターがあり、大きなスーパーやたくさんの専門店、ボーダフォンやO2の携帯ショップもありプリペイドSIMが買えます。
メトロはB線 Anděl 駅への降り口がドアから10メートルくらいのところにあり、移動にはとても便利です。

正面と、バスターミナル側から見たホテル
 
前から見ると大きな建物ですが、後から増築したような一番上のワンフロア(6階)だけがホテルです。
建物がH型で、部屋の配置も下のようになっています。配置図の下側がバスターミナルに面しています。メトロへの降り口は本当に目の前です。
 

ホテルからバスターミナルを見る

レセプションの人は感じがよく、朝食は豪華ではありませんが必要十分と思います。
エレベータはホテル専用で、カードキーをかざさないと6階ボタンが押せません。

部屋は広く、バスルームはヨーロッパの一般的なものでバスタブはありません。

シャワーの水圧は十分で温度調整も反応が早いです。
普通のハンドシャワーと天井から吊り下がっている大きな固定のシャワーがあり、オンオフもボタンを押すだけです。
出張も含めてヨーロッパのいろんな(超高級ではない)ホテルに泊まりましたが、シャワー設備で満足できたのは初めてで快適です。

ただ、トイレとシャワーが同じ部屋なのはいまだに慣れませんが。

値段も日本のビジネスホテルのツインルームと変わらず、移動が便利なのでオススメです。

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