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庭に芝生〜種蒔き

公開:2023/04/23
追記:2023/05/12

暗渠排水パイプで排水改善した庭の一部約40平米にJ.ターフ2 (タキイ種苗)を撒こうと頑張りました。昨年タネを蒔いた範囲と同じものです。

整地:
昨年のタネ蒔き範囲はまだ芝の密度が低いですが、離れて見るとそれらしくなっています。
ただ、しっかり転圧せずにフカフカの状態でタネを蒔いたので、発芽後に踏み込んだところがデコボコでタネ蒔きも均等にならずまだらで、ツッコミどころ満載で修正中です。

これらの教訓(?)を生かして、今回は下地の整地から時間をかけました。

芝生にしたい範囲は庭木の根元などを除くと約37平米ですが、芝生の下地として真砂土と砂を1:3に混ぜて散布します。以降、これを床土と呼びます。
真砂土には大きめの砂利も混じっているので、混ぜる前にフルイにかけます。

大まかに言って、
 > 目で見て低いところに床土を投入
 > トンボで大まかに均す
 > ローラで転圧
 > トンボで高いところを掻き取る
 > 低いところに床土を広げる
という一連の作業を繰り返して、暗渠排水パイプを埋めた側へ勾配が付くように地面の凹凸や傾斜を均していきます。

ところが、トンボ(幅90cm)では幅以上の大きな(緩やかな)へこみが均せないのと、どうしても両端で高いところを削ってしまいます。
突張棒のパーツで直径3cmの丸パイプがあったので、両端にベアリングを仕込んで中に乾燥した砂を詰め込みミニ転圧ローラとでもいうものを作りました。
長さ160cm重さ2.5Kgで、ベアリングの内輪に打ち込んだアルミ丸棒にロープを付けて引っ張ります。

床土を投入して大まかにトンボで均したあと、このローラを転がしながら床土の散布具合を修正して転圧ローラを掛けるようにしました。
今のところ引っ張るだけなので、転圧ローラみたいに前後に動かせるようにしようと考えています。
床土は厚めに入れて転圧し、盛り上がった部分を周囲に合わせてトンボで削ります。
整地したところは踏み込んでも靴跡が少し残る程度で、沈むことはありません。

真砂土1袋と砂3袋をワンセットにして(合計80Kg)、12セットくらい(1トン近く)を投入しました。

余談ですが、アクセラに2セット=160Kg積むと後輪がけっこう沈みます!
ワゴンタイプ乗用車の積載量というのは明示されていませんが、乗車定員5名で法規上は1名55Kgなので、2名乗車なら残り3名分165Kgは積めるだろうと判断しました。
マツダのサービスの人と話しましたが、そういう計算しかないですねと笑っておられました。
一人55Kgの計算なら、輸出するのはどうなってるんでしょう?
何度もギリギリまで積みましたが、今のところ車に異常はありません。

この範囲は真ん中に桜の太い根っこが浮き出ていて、芝刈機を押すイメージでゆるやかな傾斜で根っこを覆うように床土を被せます。
根っこが地下深くに潜らず地面に露出しているのは地下の粘土層のせいかと思います。
反対側にあるトチの根っこも同じように露出しています。

雨降りなどで間断しましたが、正味10日くらいかけて凸凹の無いように整地完了。
水素イオン指数(pH、ペーハー)は何ヶ所かで測って6.5前後でOKと言えます。

タネ蒔き:
タネを蒔いて目土をかぶせて転圧し、肥料を散布して散水するというのが何を見ても書いてある標準の手順です。

芝生のタネはとても細かく、平均にばらまくのはとても難しいです。
 細かい砂に混ぜてばらまくとか、
レーキなどで作った溝に入れるなどいろんな情報があります。
最初に芝生にした範囲は手で適当にばらまいたので濃い薄いがひどく、修正に手間がかかっています。

タネや肥料散布にGARDENAのハンドスプレッダを買ってありました。
肥料などを入れてハンドルを回すと前面から散布し、投入した量が無くなるまで均等に回し続ければ思いのほかうまく散布してくれます。
均等に回し続けるというのがミソで、
いったん止めると、次に回し始めたときにドサっと出るので残念ながら使っていません。

そこで、タネや目土、肥料を思った範囲に必要量を散布するにはどうするかと考えて、以下の方法でタネ蒔き作業を完了しました。
あくまでも元機械屋の自己流で時間がかかりますが、最初に芝生にした場所での経験・失敗を参考にしています。

(1) タネを蒔く
タネは砂などと混ぜずに、タネだけを蒔きます。
百均で蓋付きのケースを買って、簡単なNCプログラムを作って底面の端の方へドリルで20数個の穴を開けます。
穴径は2.5mmからいろいろ試して、いくつかを5mmにしました。
電ドルで多数の穴を開けるのは大変なので、他のケースも穴の数などプログラムを変えて加工しています。

タネは400グラムで10平米撒けますとなっているので、40グラムをケースに入れます。
蒔きたい場所を1平米に区切り、ケースを振ってタネを蒔きます。
蒔きながら分かったんですが、1平米40グラムというのはけっこう高密度で、昨年のタネ撒き範囲ではもともと少なすぎたんですね。

(2) 目土を被せる
底面の半分くらいに穴を開けたケース(蓋無し)で目土をすくい、デコボコにならずタネに十分被るように振りかけます。
目土が落ちる時にタネが弾かれて跳ね上がるので、気を付けて目土を入れます。
目土(14リットル)の袋には、「1袋で1平米あたり1.4cm厚さになります」という説明がありますが、丁寧に撒いて2平米で1袋がほぼ空になるので、7mm前後はかぶっていると思います。

フルイも使ってみたんですが網の目サイズが合わず、目土をすくって少し動かすとザーッと落ちてしまいます。

タネ撒き・目土入れが完了したら転圧するというのが一般的でタネの袋にも書いてありましたが、転圧ローラを入れると目土がローラにくっついて剥がれます。
散水しても変わらず、種蒔き後の転圧は必須ではないようなのでしていません。

(3) 肥料
スーパーグリーンフード(SGF)を使っています。
ゴルフ場のグリーンでは1平米あたり30〜50グラムということなので、上と同じように穴開きケース(蓋付き)を作って撒きます。

SGFは粒子が非常に細かく、風の強い日は止めたほうがいいです。
臭いが強いので、街中ではまわりのお家から文句が出るかもしれません。

1平米を区切ってタネを撒き目土をかけ肥料を散布 … 37回繰り返して完了です。

最後に全体に散水しますが、目土が飛んでタネが露出すると発芽しないので、優しく!たっぷり!

タネを蒔いた範囲にできるだけ踏み込まないように、こんな長いノズルがあります。
グリーンライフ 散水ノズル N-156D10S

最も伸ばした状態で手元からノズルまで約140cm、水流は手元でオンオフできます。
散水には雨水タンクの水をポンプで送っていますが、洗車にも便利です。

種蒔きから数日して土砂降りの雨があり心配していましたが、10日くらいで芽が出てきました。まだ1.5cmくらいです。

追記:
先日、時間10ミリくらいの大雨があり、花が終わって若葉が多くなった桜の枝からの雨垂れで目土が掘れてタネが流されているところが10数ヶ所できました。
タネを撒きなおして目土をやり直したんですが、芝が密生するまでは本降りになりそうな時は防草シートを広げることにしました。

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三脚の脚立

公開:2023/04/13

以前から桜の木の枝に写真のような灰緑色の苔?が付いていましたが、先日、取ったほうがいいのではとお隣さんに指摘されました。

調べてみるとうめのきごけ(梅の木苔)と言うらしく、Weblioによると;
 – 必要な水分や養分は空気中から取り入れている
 – 特に二酸化硫黄濃度に敏感で、大気汚染が進むと生育できない
 – そのため大気汚染の指標植物にもされている

とのことで樹木に害があるものではなさそうですが、見かけが悪いです。
庭木の剪定をお願いしているプロに聞いてみたら、取るなら樹皮にダメージを与えないようにとのことで、柔らかいワイヤブラシで優しく擦り落としました。

前オーナーの置き土産の高さ180cmくらいの普通の脚立を使って届く範囲はできましたが、高いところにもあり、お隣さんが持っておられた三脚の脚立をお借りしました。
この三脚はてっぺんまで10段で高さ約3m、10尺と呼ぶそうです。
8段目に「これ以上登るな」とラベルが貼ってあり、そこまで行くと目線が4mを超えると思います。
高いところはダメなんでそこまでは登れませんが、桜の枝に掴まりながらほとんど取れました。

引越しからほぼ1年経って外構などは目処がついてきましたが、樹木の手入れにはやはり高い脚立が必要だなと実感しました。

裏庭にはスモモ、さくらんぼ、柿などの樹木があり、適当な時期に剪定が必要です。
傾斜地なので普通の四脚の脚立では危険というより必要な位置に立てられません。
また、実がなるころには防鳥ネットを張っておかなければなりません。
(引っ越してきて防鳥ネットなるものを初めて知りました)

お隣さんには、いつでも使っていいよと言っていただいてますが、自前のものを持っていれば常時使えるのと年中必要なものなので購入することにしました。

購入するにあたり植木屋さんのブログを参考にしました。
普通の三脚は一本足の長さが調整できますが、三脚の全てが調整可能というすごいのもありました。
法人だけとか営業所止めで自宅まで配送しない販売元もあり、仕様と価格からシンセイという日本のメーカに決めました。

Amazonで注文しましたが、予定よりとても早く2日で配送されました。

ただ、このメーカの上記ブログの説明には現物との食い違いがあり、「伸縮ピンがワンタッチで簡単」では無く、貫通タイプでした。
ワンタッチならピンを引き上げて一本足をずらしていくだけで次の穴へカチっと嵌るので調整するのが楽です。
多分、ブログを書かれた(2016年?)以降にメーカ側の変更があったものと思われます。
本職の植木屋さんのように頻繁に調節することもないかなとは思いますが、残念でした。

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雨水タンク〜電動ポンプ

公開:2023/03/30
タンク増設:2023/04/26

引っ越した家には前オーナーが設置した雨水タンクがありました。

イギリス・ハーコスター社製ウォーターストレージですが、将来的に芝生や野菜などの散水に使えるよう昨年同じものを購入しました。

雨樋の途中をカットして流れ落ちる雨水を取り込みますが、容量227リットルなので満タンになると合わせて約450リットルの雨水を貯めることができます。
右側が新しいタンクですが、
後ろ側にある接続口で2本を繋いでいます。
別メーカの容量の大きいのも考えましたが、水位を合わせるために同じものにしました。

このタンクには複数台を上部で繋ぐオプションパーツ(オーバーフローキット)がありますが、雨樋につながっている方のタンクが一杯にならないと次のタンクへ水が入りません。
メーカーの説明では、最初のタンクが沈殿槽となって次のタンクの水が比較的キレイになるとのことですが、片方づつしか使えなくなります。

貯まった雨水は植木の水やりなどに使っていますが、圧力がかかっていないので散水には使えず何とかしたいと考えていました。
YouTubeで「雨水タンク ポンプ」と検索するとそのものズバリの投稿があり、購入したのが写真のポンプです。
Amazonで Amarine-made 給水排水ポンプ で検索すると各種出てきますが、購入したのは吐出圧が40psiのタイプで、とてもしっかりした作りです。
(写真が撮れなかったので販売店サイトのをお借りしました)

ホース継手が2種類付属されていてフィルタも付いています。
電源スイッチが無く、コンセントに差し込むと起動しますが、プラグ
がグラウンド付きの3ピンなのでコンセントによっては変換プラグが必要です。
取扱説明書は英語のみで、流れの方向(矢印マークあり)を間違わなければ問題ありませんが、ホース口径が大きいので注意です。

付属のホース継手が19mmで、散水に使っているホースリールに繋ぐには15mmにしなければなりません。
拝見したYouTubeでは異径ホースコネクタみたいなのを使われていましたが、ホースを途中で15 mmに落とすのに図のようなアイデアを思い付きました。


適当な長さの18×22透明ホースをポンプの継手にねじ込んで、ホースバンドで固定します。
ホースリールからの15×18のホースの端に外径15mmのアルミパイプを押し込んでおいて18×22のホースに押し込み、ホースバンドでしっかり締めます。
異径ホースコネクタと違ってホースバンドが1個ですみます。

建物周りの犬走りに緑や青のホースでは目立ちすぎる=カッコ悪いというのが透明ホースにした大きな理由ですが、この方法がうまくいった
のは比較的柔らかい透明ホースだからかも知れません。
一般の耐圧ホースとは寸法規格が少し違うみたいです。
ホームセンタで購入した透明ホースには使用圧力が明示されておらず、TRUSCOなどの商品情報からすると0.25〜0.3MPa程度と思われます。
ポンプの吐出圧は40psi(0.28MPa)なので微妙なところですが、常に圧力がかかっているわけではないのでOK?
膨らんでくるようなことがあれば透明な耐圧ホースに替えます。
一般に、散水用などとして売っているホースは耐圧が0.7MPaくらいです。

庭に置いているホースリールの給水側コネクタと同じものを付けて、差し替えると雨水タンク〜ポンプ〜ホースリールのラインで雨水が使えて、水道給水と変わらない散水ができています。

散水ノズルの放水/停止でポンプも自動で起動・停止します。
作業終了後は電源プラグを抜き、ノズル側の残圧も抜くようにしています。

ポンプ本体は基礎の角に棚を作って載せ、雨除けのカバーを考え中です。
左側の透明ホースが雨水タンクから、右が吐出側です。
作動音も気にならないレベルで、気に入っています。

タンク増設:
庭の芝生が増える見込みなので(芽が出てくれれば)、タンクを追加しました。
三つが満タンになれば680リットルの雨水を確保できます。
既設の二つからは蛇口からジョーロやバケツに水を取り出すように、右端の新しいタンクはポンプへ繋いでいます。

新しいタンクを設置する前に既設のタンクを洗浄しましたが、最初のタンクは約1年使っていて底に泥のような汚れ・藻・枯葉などが溜まっていました。
2番目のタンクは約9ヶ月で、だいぶ少ないとはいえ同じような汚れがありました。

雨樋から雨水を受ける部分はザルみたいなのが入っていますが、無いよりマシ程度です。

これでは心許ないので、台所用水切りネット(100均!)を二重にしてかぶせました

タンクはドレン抜きが無く蛇口から下には水が残るので(20リットル?)、洗浄は重くて面倒です。
水切りネットを雨降り毎に交換すれば、水質は改善されるだろうと期待しています。

なお、タンクに付属する蛇口は先端がホースジョイントのニップルになっているのを、付け替える部品を買ってから気が付きました。
思い込みの恐ろしさ!

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庭に芝生〜暗渠排水パイプで排水改善

公開:2023/03/24
追記:2023/04/08

庭に芝生を張ろうと考えて、手始めに昨年10月に建物に近い13平米くらいを10数センチ掘り返して篩(フルイ)で石を除き、目土を入れて芝生のタネを蒔き順調に発芽しました。
ホームセンタで売られている30cm角の芝生シートを敷くのが楽ですが、費用が格段に違うのと自分で植えたという達成感があるのでタネ蒔きにしました。
シートで売っているのはほとんど高麗芝のようです。
どちらにしても土地の下準備の手間は変わりませんが、タネから芽を出してくれるまでの1週間くらいはドキドキでした。

タネはタキイの「J.ターフ2」(400g)を購入。
寒地型西洋芝3種混合(ケンタッキーブルーグラス、クリーピングレッドフェスク、ペレニアルライグラス)で、この冬の約20cmの積雪2回をくぐりぬけて春先まで緑を保ってくれました。
ただ、撒き方が雑だったのか生え方の濃い薄いがあり、追い撒きをする予定です。
この場所では土の質には特に問題無く、前オーナーが無計画に植えた香草や雑草類を取り除くのに手間取った程度でした。

同じタネを庭の別のエリア(約40平方メートル)にと思いましたが、こちらは雨降りの後はアプローチ沿いに水溜りになってしまいます。
どこを掘っても30〜40cmぐらいで粘土層に当たり、全く水が通りません。
ご近所の方に聞いても、粘土層の深さに差があるものの雨上がりの水捌けの悪さに難儀しておられるようです。
溝を掘って砂を入れたりしてみましたが、粘土層を掘り抜けないので効果無しでした。

水捌けが悪いと芝は育ちません。
うまくいった場所はたまたま粘土層が深かったのか??

根本的には、浸み込んで粘土層で止まっている雨水をどこかへ排出しないとどうにもならないので、調べてみると暗渠排水パイプというものがありました。
電線保護のコルゲート管と似た形ですが、写真のように穴が開いています。
トヨドレンダブル有孔管TDW50

これを地中へ埋め込んで雨水枡や排水路へ接続すると、地面に浸み込んでくる雨水を排水できるというものです。
ホームセンタ(コメリ)で内径50mmのTDW50(4m)が在庫にあり2本購入、接続ソケットがそれぞれ一方の端に付いていました。
4mを2本つないで使いましたが、2本目の端のソケットが外れず結局ニッパで切りましたが、もっと力を入れて引っ張ればいいのか?
エンドキャップは塩ビ管の50のがぴったりでした。

埋め込み方法はネットでいろいろ出ていますが、簡単に言うと;
 - 水勾配(1/100〜2/100)をつけて溝を掘る
 - パイプを入れて、砂利やバラスで埋める
 - 溝を掘った土を戻す
ということですが、実際にしたのは;
 - 溝底に溝幅の2倍余りの不織布を敷く
 - 不織布で二重に巻いたパイプを入れる
 - 砂利やバラスなどでパイプを覆う
 - 不織布を閉じて、掘った土で埋め戻す

下図のような要領で埋めましたが、溝の深さは排水する終点(雨水枡など)を最下点として排水パイプの端っこが水勾配の量だけ上がるように、例えば、パイプ長さ4mなら端っこが4〜8cm程度高くなるようにします。
逆勾配(パイプの端っこの方が低い)になると意味がないですが、内径以内の高低差なら問題無いのではと思います。

まず、雨水枡同士を繋いでいる塩ビ管を終点とするため掘り出します。

塩ビ管を最下点として水勾配を考えて、パイプを入れる溝を掘ります。

溝ができたら塩ビ管に60mmnホールソーで穴を開けます。
Amazonで買ったブレブレのホールソーでしたが何とかできました。

排水パイプに不織布を二重に巻いて溝に入れ、塩ビ管に開けた穴にねじ込みます。
砂利やバラスの代わりに、掘った土をフルイにかけて残った小石を使っています。

透水シートを使うのが本来のようですが、高価で通販では送料が半端ないです。
育苗シートなどの名前の不織布を使っているブログやYouTubeがいくつも見られたので、引っ張っても簡単に破れないのを確認して使いました。

最後に、土を埋め戻して転圧します。

全体の表面排水が排水パイプを埋めた方へ流れるように勾配を作るため、芝生の下地として真砂土と砂を1:3に混ぜたもので整地します。

翌日にけっこう雨が降りましたが、雨が止んで雨樋からの水が無くなった後でも雨水枡に流れ込む水が少しですが続いていました。
ただ、雨樋からと違って土の中を通った水なので、長い期間には雨水枡の底に泥が溜まるかもと思います。

追記:
上の作業は門から玄関までのアプローチ沿いに排水パイプを設置したんですが、アプローチの反対側にも同じように暗渠排水パイプを埋め込んで、こちらは雨水枡に直接繋ぐことができました。
夜から朝にかけて強い雨が降ったので、雨水枡の蓋を開けて見るとしっかり水が出ています。

大雨の時にはアプローチ両側が細長い池状になってなかなか水が引かなかったんですが、排水パイプ設置後は雨が止むと1時間くらいで池は消えます。

排水の問題が解決したので、この範囲を整地して芝生のタネを撒こうと計画しています。

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TimeMachine と SuperDuper!(追記あり)

公開:2022/08/01
追記:2022/08/10

ひとつ前の投稿でMacBookProのディスプレイを交換した経緯をアップしましたが、修理から戻ってきた本体はOSの再インストールをしていたので、中身は空っぽです。

以前から、バックアップは TimeMachine と SuperDuper! で取っています。
TimeMachineはWiFiルータ(AirMac Extreme)にUSB接続した外付HDDに自動でバックアップを取ってくれます。
SuperDuper! はほぼ3週間毎と、今回のように修理に出す時などに別の外付SSDに手動でバックアップしています。
SuperDuper! は外付ドライブ上に全く同じシステムを作るため起動ディスクとしても使えるもので、同じようなソフトにCCC(Carbon Copy Cloner)というのがあります。

帰ってきたMacBookProにデータを戻すために TimeMachine を使ったんですが、直結しないでルータに繋いだままデータを戻したので、なんと10時間くらいかかりました。
その上、iCloudの設定が元に戻らなかったりマウスを認識しなくなったり、何のためのバックアップ?というイライラする状態でした。
詳しいことは忘れましたが、ずっと前にOSのクリーンインストールをした時も何か手こずった覚えがあります。

いろいろやっても埒が明かないのでOSのクリーンインストールをして、SuperDuper! のバックアップから復元すると30分余りで終了しました。
所要時間はWiFi経由HDDとUSB-C直結SSDの違いを見なければ不公平ですが、復元終了から再起動して全く前の状態に戻っているのには感激しました。
SuperDuper!でも、iCloudの設定はアップルのセキュリティが厳しいので入力が必要でしたが、画面指示通りにやれば簡単にできました。

今後は、SuperDuper!の手動バックアップの頻度を上げて、TmeMachineは古いファイルなどを探し出せるので保険にしておきます。

2022/8/10 追記:
SuperDuper!のバックアップから復元した後は普通に使えていましたが、カレンダーの、あるはずのイベントを検索しても「結果なし」になることに気が付いて調べてみました。
Spotlightで検索するとカレンダー内のイベントもヒットするんですが、カレンダー内の検索では「結果なし」になるという変な状況でした。

結局、Spotlightのインデックス再構築(例えばここ)で解決しましたが、MacOSの検索機能は信頼できないというかアテにならないなという違和感(!?)を以前から持っています。

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MacBookPro キーボードバックライト

公開:2022/08/01

つい最近、暗い部屋でMacBookProを立ち上げたときに、キーボードのバックライトが点灯していないのに気が付きました。
ディスプレイの輝度調整が働いていないなとは以前から思っていましたが、ずっと明るい部屋で使っていたのでキーボードのほうはいつからなのか分かりません。
OSはMonterey 12.5 です。

ネットでいろいろ調べても分からず、最後の手段?!のアップルサポートへ …
(購入時にAppleCare+に入っているので保証期間中)
以前にもサポート依頼をしたことがあるんですが、電話がかかってくるのが早いです。

サポートから画面共有でいろいろチェックしてもらいましたが、キーボードとディスプレイのシステム環境設定で輝度の調整というチェックポイントが表示されていませんでした。
正常なら下のように表示されるはずなのが、それぞれ無くなっていました。



ハードウエアチェックでは異常は検出されませんでしたが、サポートの見解ではカメラの横の環境光センサに何らかの問題があるのではということで、カメラのキタムラ(アップル正規サービスプロバイダ)の予約を取ってもらい持込みました。

持込み後に、OS再インストールしても良いかとの電話がありOKしましたが、「直らないのでアップルへ送る」ということになりました。
持込んだのが木曜日午後だったので、アップルへ送るなら戻ってくるのは早くても来週半ばかなと思っていたら「修理完了です」との電話が日曜日にあり、すぐに取りに行きました。

結局、環境光センサが問題だったんですが、単体では交換できないのでディスプレイごと交換となり、「アップルへ送る」というのは「アップルから部品を送ってくる」ということだったようです。
環境光センサを手で遮ってみると、ディスプレイやキーボードのバックライトが暗くなるようになりました、当たり前ですが …

AppleCare+ (当時の価格 税込¥28,380、保証を2年延長)が無かったら;
 部品代金 ¥55,792
 技術料金 ¥18,000
合計 ¥73,792という恐ろしいことになるところでした。

現在のAppleCare+は料金や申込み条件が変わっています。

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引越

公開:2022/07/16

4月に琵琶湖近くの戸建てに引越しましたが、年初から不動産売買などと共に引越やその準備に忙しく、ブログを更新できずにいました。

やっと落ち着いてきたので、田舎暮らし(!?)とガーデニングのDIYなどについてボチボチ投稿していきます。

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Windows ラップトップ クラムシェル

公開:2022/01/04

昨年、ラップトップにモバイルディスプレイを付けるというのを投稿しましたが、Windowsのラップトップでもディスプレイを閉じて使えるのに気が付いて、省スペースに改善(?)してみました。
MacBookではクラムシェルモードと呼んでいて、Windowsは特に名称は無いようですが同じようにできました。

ディスプレイを閉じてもスリープしないようにして、入力には外付けキーボードを使います。

前に使っていたデスクトップのフルサイズキーボード(Dell、PS/2)があったので、写真のようなUSBへの変換ケーブルを購入しました。(写真はAmazonのページから)
この変換ケーブルではPS/2の機能を全て再現することができないようですが、通常の入力ができればいいので使えました。

ただ、立ち上げ直後にNumLockボタンを押し直さないとテンキー部分で数字が入らないので、後日USB接続のフルキーボードに交換しました。
キーボードがダメなのかこの安い(!)変換ケーブルがダメなのかは不明です。

ラップトップは画面とキーボードの位置関係が固定されますが、外付けキーボードは好きに動かせるので使いやすいです。
WindowsXPのころのデスクトップの使い勝手が戻りました。

シャットダウンは画面から、起動は電源アダプタのONです
電源アダプタを繋いだまま使うのはバッテリに良くないという話もあるので、充電完了になれば電源アダプタを切っておきます。
使用中に切っても大丈夫です。(スイッチ付きコンセントを使用)

クラムシェル化(!)の具体的な手順は次の通り;[ dynaBook B55/B ] での設定です

(1) ディスプレイを閉じてもスリープしないようにする
設定 ➡️ システム ➡️ 電源とスリープ ➡️ 電源の追加設定

   ➡️ カバーを閉じたときの動作の選択

「バッテリ駆動」、「電源に接続」共に「何もしない」を選択。
これでディスプレイを閉じてもスリープしません。

(2) ディスプレイを閉じていても起動できるようにする
  ➡️ パネルオープン パワーオン
    パネルオープン パワーオン を無効に 
    電源接続パワーオン を有効に 
これで、電源アダプタをONすると起動するようになります。

ネットで見ていると(たぶん他の機種)、BIOSの設定を変える説明がありましたが、dynabookでは上のように簡単に設定できました。
それにしてもこれらの説明の中でディスプレイ、カバー、パネルと、同じものを指すのに言葉がバラバラなのは困りますね。

モバイルディスプレイを壁に貼り付けて、

ラップトップ本体は机の横にアルミの廃材でとりあえず付けています。

このラップトップ(ビジネスモデルのリースバック)はよほどUSBを酷使していたのか、ケーブルが引っ張られただけで接触不良になることがあり、何度かパニックになりました。
ケーブルの整理がまだですが、完成です。
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タイヤ空気圧、エアコンプレッサ

公開:2021/11/24
追記・修正:2021/12/03

最近の車はセンサと制御ソフトのおかげで運転者が車のメンテに気を使うことが少なくなってきていますが、タイヤ空気圧は月に一度ぐらい、および遠出する前にチェック・調整します。

自分が車に乗るようになってからエアゲージ(圧力計)は何個も使ってみました。
例えば;

目盛棒が飛び出してくるタイプは案外正確です。
ただ、どのタイプでもタイヤバルブに押し付ける部分は同じで、押し付ける角度が微妙にズレるのかピタッと決まらずにエア漏れしてやり直すことが多いです。(単に不器用!?)

エアが減っていれば、当たり前ですが、コンプレッサで補充します。
写真のコンプレッサは20年近く前に買った エマーソン EM-106 というものです。
それなりの音がしますが、低音なので周りに気を使わずにすみます。

現行のモデル(EM-240)を見る機会がありましたが、見かけは同じですがモータが一回り小さくなりピストンは黒い樹脂製でした。

スイッチを入れた時に一瞬起動が遅れるようなことがあったので、吸気側のカバーを開けてみると写真のような構造でした。


モータ軸にクランクが付いてピストンが連結されていますが、ピストンとコネクティングロッドが一体物で、手で回してみるとモータ回転に従ってピストンが上下すると同時に左右へ傾きます。

こんな構造で回転して圧縮できるのが不思議ですが、調べてみると揺動ピストン型という図のような構造でした。
(この図はアルバック機工株式会社のサイトから借用しました)

真空ポンプなどに使われているそうで、自分には新たな発見(!)でした。

シリンダの内側に エーゼットの CKM-001 を塗りつけると起動の遅れはなくなり、なんとなく音もより静かになったような気がします。
このオイルは樹脂系には向かないという情報もあり、ちょっと心配です。

コンプレッサのホース先端がタイヤバルブのネジに合った雌ネジで、ねじ込んでいくとまずバルブ側のピンが押されて(エアが漏れ始める)、更にねじ込むとシールが接触して接続完了となります。
ホースを持ちながら先端のネジ部分を回しますが、手早くしないとエア漏れが続きます。
実際には大した漏れではないですが、気分的によくないです。

これがずっと気に入らなかったんですが、しばらく前にAmazonで 延長ホース というのを見つけて長さ10cmのを購入しました。

コンプレッサのホース先端へねじ込んでおいて、ロックレバーを押しながらタイヤバルブにギュッと押しつけてロックレバーを放すと固定されます。

ロック部の拡大;

タイヤバルブへねじ込む手間がなくなって長年(!?)の悩みが解決しました。
エアが入りすぎたらエア抜きボタンを押せば調整できます。
価格のわりによくできた品物と思います。

そこで ….
この延長ホースを使えばエアゲージも一発で繋げるのではと考えて、同じものをAmazonで購入して手持ちの圧力計に繋いでみました。
圧力計はPT1/8(管用テーパねじ)ですが、ジャンク箱にあったパイプが都合よく片側がPT1/8だったので、反対側をアルミ丸棒で埋めて延長ホースに合うタップを立てています。
ねじはTV8という規格らしいですが、UNEF 5/16-32と同じです。
下穴を加工するとき手元にあったOリング(線径2mm)に合うようにボールエンドミルで口元をさらっておいて、締め込んでピッタリ合うようにしています。

タップはMonotaROにありましたが欠品中で、eBayで注文しました。
1ヶ月ほどかかりましたが、安くてもまともなものが来ました。

これでエア圧チェックの時も一発でつながるようになりました。

余談ですが;
Pa (パスカル、1Pa = 1N/㎡)はヨーロッパでは国際単位系(SI)の圧力単位として
1971年から使われ始めて、日本では1992年末から天気予報でミリバールが hPa(ヘクトパスカル)に代わった頃から徐々に切り替わっていったようです。
1973年ごろにヨーロッパの機械メーカのカタログにあったkPaの表示が当時は理解できませんでした。

工学的には1kgf/㎠ = 98.0665kPa(キロパスカル)で換算しますが、タイヤ空気圧などは厳密にしても意味が無いので1kgf/㎠ = 100kPaでOKです。

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MAZDA アクセラ アイドリングストップ キャンセル

公開:2021/09/01
(2020年3月19日の投稿を分割して編集・再掲)

交差点などでアイドリングストップ(以下 i-stop)でエンジンが止まる車が多く、横断歩道に立っていると再始動の音にビックリすることがあります。

燃費改善と排気ガスを少なくして環境に優しいということなんでしょうが、ゴー・ストップが頻繁な市街地ではバッテリに大きな負担がかかります。
(再始動の方式により、ディーゼルは特にバッテリ負担が大きい)
また、再始動のわずかな遅れが事故を招く可能性を指摘する方もおられます。
i-stop前提(始動・停止が頻繁になる=シビアコンディション)でエンジンオイルの交換頻度も上がり、
頻繁な始動に対応する大容量バッテリの製造・廃棄など、ほんとに環境に優しいのか大いに疑問です。

同じように、これからは電気自動車(EV)だという大きな動きもありますが、
 - EVに積むバッテリや元々の電気を作るときの環境への影響、
 - 内燃機関の技術継承と自動車産業の雇用の確保、
 -
ガス欠ならぬ電欠への対応、特に災害時、
など、いろんな問題が真剣に論議されていないと思っています。

車に限らず、環境だ エコだ という風潮は何か本質を見逃しているような気がしてなりません。

その議論はまたの機会に譲るとして;
アクセラには i-stop OFF スイッチがついていますが、残念ながらエンジンを始動するたびに元に戻ります
たぶん、他のメーカでも同じような設定と思います。

自分では上に書いたように i-stop の必要性に疑問を持っているので、その機能自体をキャンセルできないか調べてみました。
ネットではキャンセラを売っていますが、車内の配線に部品を追加するようなのがほとんどで、結構なお値段です。

オリジナルを損なうような改造はしたくないので調べていましたが、あるスイッチを外す(定位置からずらして作動しないようにする)という実に簡単な方法がありました。

アクセラの取扱説明書をよく見ると i-stop の条件はたくさんあって、すべてが成立しないと働かないようになっています。

istop が働く条件
(とても細かいので、分かりやすい項目のみ取扱説明書から引用)
– エンジンを始動し、一度走行したあと
ボンネットを閉めて、エンジンを始動
– バッテリーの状態が良好
– 運転席ドア、ボンネットが閉まっている
– 運転席シートベルトを着用している
– エアコン設定が最大暖房/冷房 (A/C ON) 以外の位置
– 車内の温度とエアコンの設定温度がほぼ一致
– i-stop警告灯 (橙) が点灯/点滅していない
– ブレーキ負圧が十分に高い
– ハンドルを操作していない
– 停車している
– セレクトレバーがD/Mレンジ
– ATフルードが十分に暖まっている
– ATフルード温度が異常に高くない
– ハンドルがほぼ直進状態
– ブレーキペダルを踏んで停車した

条件の一つに
 - ボンネットを閉めて、エンジンを始動
というのがありますが、この条件を満たさない= ボンネットを閉めずに
エンジンを始動すると、i-stop しないということです。

これを調べた (気づいた?) TJさんはスゴイと思います。
ボンネット開閉を検知するのにロック部にマイクロスイッチが付いていますが、TJさんの情報を見るまでは、こんなところにスイッチがあるなんて思いもしませんでした。
このスイッチが働かなければ i-stop の条件が成立しないということです。

この方の車はCX-5ですが、アクセラにも同じ位置にスイッチがついていたのでやってみました。CX-5とはカバーなどが違っていましたが、基本構造は同じです。

スイッチはプラスネジ1本で止まっていますが、位置決めの出っ張りがあるので元に戻した時にずれることはありません。

外したスイッチは隙間へ入れておきます。

動作はあっけなくOKで、エラーなどはありません。
戻したいときはスイッチを元の位置へねじ止めすればいいだけです。

ボンネットの開閉がアイドリングストップに関係するような記述がホンダやスバルの取扱説明書で見られたので、マツダでなくても同じことができるのではと思います。

ただし、やってみようという方は、自己責任でお願いします

istop キャンセルがバッテリ寿命へどんな効果があるかはすぐには分かりません。

新車装着のバッテリは 2年7ヶ月で交換となりましたが、このうちistop が使われていたと思われる期間(前の所有者)は推定2年です。
新しいバッテリは車検2回分くらいは頑張ってほしいと思いますが、どうでしょうか?

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四国、紫電改展示館

公開:2021/07/21

高知県・四万十川沿いの宿を目指して、結局四国をぐるっと回ってきました。

最初の宿は、Airbnbってどんなものか泊まってみようと思って予約しました。
名前が Tatami-Room in Shimanto Riverside Hideaway という英文だけでしたが、とても立派な日本家屋でした。
内部の設備は最新で、台所も広くてきれいで必要なものはすべて揃っています。
オーナーもとても親切でしたが、他にゲストは無く貸切状態でした。
ただ、個人的には、高瀬沈下橋を渡らないと行けないのが難点でした。

何年か前に四万十川の沈下橋を5,6ヶ所巡ったことがありますが、高所恐怖症なんで、すべて川岸まで行って見るだけでした。
沈下橋というのは、洪水対策で欄干とか手すりとか何も無いまっ平な橋です。
このときに高瀬沈下橋へも行きましたが国道から降りて行ったらすぐに橋で、手前の狭いところで何度も切返して戻った覚えがあります。

今回は国道から降りかけた所でそのことを思い出したんですが帰るわけにもいかず、決心してハンドルを握る手はガチガチで下半身がシビレながらトロトロと、たぶん10キロ以下で渡りました。
二泊したので4回渡りましたが、慣れるものではないです。
遊覧の屋形船でこの橋をくぐったときに、軽自動車が30キロは出てそうな感じで渡っていました。

四万十市街を抜けて宿毛(すくも)から柏島近くの海岸でシュノーケリングなどしましたが、柏島周りのダイビングスポットはよく知られているそうで、水がきれいでした。

近くへ来たらぜひ行きたいと思っていたのが紫電改展示館です。

愛媛県南部の北宇和郡・南宇和郡に展開する南予レクリエーション都市の一部で、小高い丘の上にあります。

展示されているのは太平洋戦争末期に編成された第343航空隊の紫電改で、昭和20年(1945)7月豊後水道上空の迎撃戦で未帰還となった6機のうちの1機だそうです。
33年後の昭和53年(1978)
11月に発見され、翌年7月に引き揚げられました。


プロペラ先端が後ろへ曲がっているのに機体骨格がそんなに傷んでいないことからうまく着水されたと思いますが、操縦士の方が救われなかったのはとても残念です。

紫電改(紫電21型)は、川西航空機(現在の新明和工業)が製作した水上戦闘機「強風」を陸上型にした紫電(11型)を大幅に改良した海軍の戦闘機です。

海軍機の型式は上位桁が機体、下位桁がエンジンの変更履歴で、制式登録時はどれも11型です。
ちなみに、零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の終盤の主力機は52型で、機体は4回変更されていますがエンジンは1回だけです。

紫電/紫電改は、パイロットを守る防弾装備や燃料タンクの防弾・消火装置なども設計当初から備えていましたが時すでに遅く、紫電が約1,000機、紫電改が400機余り生産されて敗戦となりました。
生産数の少ない紫電改が有名なのは、戦争末期に歴戦のパイロットを集めた第343航空隊が日本本土空襲のアメリカ軍機迎撃に活躍したことや、ちばてつやさんの漫画「紫電改のタカ」の影響かと思います。
当時の陸海軍の戦闘機と比べて胴体が太く、独特の形状をしています。
機体に関してWikipediaが詳しいです。

手前に見える茶色いものは燃料タンクで、銃撃を受けても発火しないようにゴム製の防弾装備が施されています。

右翼の20mm機関砲とエンジン後方の推力式排気管

昭和20年2月ごろ松山基地で待機する紫電改群のジオラマ

当時の歴戦のパイロットといっても二十代で、日本を守るために若い命をかけられたことに心より感謝します。

戦争はダメです。
しかし、昨今のアジアと世界の情勢を見れば、平和を守って戦争にならないようにするには十分な軍事力で支えた強い外交力が必要です。
攻めてくるとえらい目に遭うよというのが、我が国の平和を守る抑止力です。
軍備に金
を使うのはなんともバカバカしい限りですが、それが悲しい現実です。


この後、道後温泉(本館は工事中)、高松城など、瀬戸内海側を回って結局4泊5日で帰りました。
高松城へは麓からロープウエイとリフトがあり、「武漢熱対策でできればリフトをご利用ください」と言われて乗りましたが生きた心地がせず、帰りはロープウエイにしました。

CarPlay:
ずっとAppleマップを使いましたがリルートも早く、AppleWatchがプルプルしてくれて問題はありません。
これで、高速道路のSAPAを表示してくれれば言うことはありません。
走行距離:1,170Km、
モバイル通信量:320MB

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参議院議員 青山繁晴さん

2021/07/18

このブログでは政治的な主張はしないことにしていますが、例外として題記の議員について投稿します。

ご本人が民間シンクタンク「独立総合研究所」社長の時代に、関西テレビローカルの「FNNスーパーニュースアンカー」水曜日放送の「水曜アンカー」コメンテータとして2015年3月の番組終了まで約9年間出演され、拉致被害者の問題や国の安全保障、危機管理などについて専門家として解説されていました。
どのような組織とも利害関係を持たないことを信条とし、全国ネットの番組では取り上げない大事な問題を熱く語っておられ、私も途中から気がついて熱心に見ていました。

その後もブログ「青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road」を拝見していましたが、2016年6月の第24回参議院議員選挙・比例区に自由民主党公認で立候補され481,890票を得て当選されました。
それまで自由民主党からは何年も立候補を打診されていたのを固辞されていましたが、安倍前総理や身近な方々の強い要望を受け、党や行政府を変えていくには外野からでなく内部からでないとと決心されたそうです。

立候補表明が選挙公示日の2日前ということで、自由民主党の選挙対策関係者は泡を食ったそうですが支持団体や党のサポートなど一切断って、遊説のみの選挙でした。
このとき数人の方を中心に、全ての街頭での演説が克明にYoutubeにアップされ、ギリギリで作られたポスターを各地のボランティアの方々が貼られたそうです。
私も大阪市内での演説場所を追っかけましたが、
考えてみれば、ネットという新しいメディアがあったことが青山繁晴さんを国会へ送れたのではないかと思います。

参議院議員としての活動は上記のブログとYoutubeの「青山繁晴チャンネル・ぼくらの国会」で公開されていて、今まで目にすることができなかった自由民主党の部会の様子などが詳しく解説されています。

そこで、この投稿の主題ですが、青山繁晴さんの任期は来年6月までです(半数改選)。当初、議員は一期限りと何度も公言されていました。

ところが、最近の中華人民共和国の無謀な振る舞いは目に余るものがあり、世界各国で反発が起きていて具体的な対応をとる国も増えています。
それなのに日本政府、自由民主党は腰が引けていて言うべきことを言わず、するべきことをしないのは理解できません。
経済界は中国で商売をしたいから強いことを言わないですね。

また、韓国も常識では考えられない反日政策で頑張って(!)います。
ちなみに、韓国に対する半導体関連素材の輸出管理強化(=ホワイト国指定を外す)を提言したのは青山議員です。
このような状態で青山議員が退陣されると外交・安全保障などが大きく後退してしまい、中韓は大喜びするでしょう。

青山議員が2年前に立ち上げた国会議員連盟「日本の尊厳と国益を護る会」(2021年5月27日現在、衆議院議員38名+参議院議員29名 合計67名)も消滅するかも知れません。

自分はどうでも子供達や孫たちの将来のためにも青山議員に続投してもらいたいと強く思いますが、物書きとして生きたいというご本人の人生に介入することはできません。まだ1年ある、1年しかない、などと自分にはどうしようもないことで鬱々としていましたが、「青山繁晴チャンネル・ぼくらの国会」第185回続投を表明されました。
5年前の立候補前後の状況や、続投に至った経緯などを詳しく語っておられます。
泣きそうになりながら見ました。

この投稿を見ていただいた方にお願いします。
青山議員のブログ・Youtubeを見ていただいて、理解してもらえれば来年の参議院議員選挙で青山繁晴さんに投票してください。

私は選挙権を得て以来棄権したことはありませんが、ずっと、この人ならちょっとはマシかなという程度の消去法で名前や党名を決めていました。
しかし、5年前の参議院議員選挙では初めて希望を持って青山繁晴さんの名前を書き、481,890分の1となって後押しができたことを誇りに思っています。

参議院選挙・比例区の場合は、自由民主党ではなく青山繁晴と書かないと個人票にはなりません。前回選挙で、青山繁晴さんのつもりで自由民主党と書いた人が多かったようで、そんな間違いがなければ50万票を超えたのではと言う人がいたようです。

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武漢ウィルス ワクチン接種2回目

2021/07/10

2回目の武漢ウィルスのワクチン(モデルナ)接種に行ってきました。

接種翌日の午前中にエアコン効きすぎ?と思ったら少し発熱(37.2度)していました。
その後38度まで上がって夜は寝苦しかったですが、翌朝には平熱に戻っていました。
注射部分が、1回目よりは範囲が少なかったですが、少し赤くなって痒みと筋肉痛がありましたが、これも翌々日にはほとんど消えました。

1回目では発熱は無くて痒みと軽い筋肉痛が1週間ぐらいありましたが、この2回目ではいわば逆になっています。
1回目2回目に拘らず、副反応はホントに個人差が大きいようです。

ワクチン注射の際に金属片が埋め込まれるとか不妊実験用のネズミが2年で死滅という話にびっくりしましたが、いずれも磁石がくっついているように見せたり実験用ネズミの寿命は2年程度というフェイクで、他にも笑ってしまうような動画がいろいろありました。

フェイクニュースに惑わされることなく、また、誰かが接種しないから自分もしないとか他人を基準にしないで自分でしっかり判断し、周囲も同調圧力をかけるべきではありません。

いずれにしろ、集団免疫と言えるような段階まではマスクや手洗いなどの感染防止処置は必要と思います。

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武漢ウィルス ワクチン接種 1回目

2021/06/07
データ更新終了、追記 2021/07/11

武漢ウィルスの1回目のワクチン(モデルナ)接種に行ってきました。

会場に入ってから接種を完了して外に出るまで1時間弱で、ワクチンはモデルナ製でした。
接種直後は何もなかったですが、二日ぐらいしてから左腕の肘から上が軽い筋肉痛みたいな感じになり、その後、接種部位の周りが赤くなって痒みがありました。
いずれも医者に行くようなレベルではなく、1週間程度ですべて無くなりました。
友人らの話でもひどい副反応があった人はいないですが、違和感はけっこう個人差があるようです。

ここでの接種手順は建物6階から手続きの順に階を降りてくる流れで、混乱している人もいたようですが案内の人がとても多かったです。

何もかも自衛隊がやっているわけではなく、会場運営は政府が契約した業者が請け負って、自衛隊は医官や看護官を派遣しています。
外注云々で文句を言ってる人がいるようですが、大規模イベントの運営に慣れた業者を使うのは当然です。

だんだん体制が改善されて作業効率も上がり、会社などの組織単位での接種も軌道に乗ってくれば、細かい失敗を声高に論っているオールドメディアや野党議員も静かになるんですかね。
また、キャンセルや No show (ドタキャン) などで余ったワクチンを予定外の若い人に打った!と喚いてる人がいますが、ともかく無駄なく打ちまくればいいんですよ。
担当者や自治体首長が謝る必要はありません。
変な弁解をせずに、「無駄なく使っています」で十分です。

行動範囲が大きい若い世代の接種をもっと進めてほしいですが、地元の自治体でもやっと16歳以上の全員に接種券を発送したようです。

2021年7月10日現在、国内ワクチン接種は 4800万回を超えています。

自衛隊、自治体、職域接種の医療関係のみなさん、後方で支えている事務方や物流関係の皆さん、心より感謝しています。

ただし、ワクチン接種したからもう大丈夫というのではなく、感染しても発症しないか発症しても重症化しにくくなるということを理解してください。
発症しなくてもウィルスの運び屋になる可能性はあるわけで、マスクをすることや密にならないことは守っていかなければなりません。
ワクチンを打ったからといってマスクを捨ててお祭り騒ぎをしていると、元の木阿弥です。

ワクチンの効果によるのか感染者数は減少傾向にあり、死亡者数は感染者数から2,3週間遅れでですが減ってきています。

2021年7月11日追記:
接種状況は 政府CIOポータル のデータがわかりやすいと思いますので、ジョンズ・ホプキンス大学の集計データは今後引用しませんが、リンクは残しておきます。
ジョンズ・ホプキンス大学集計 の読込は負荷が大きいのでご注意ください。

中国製不活化ワクチンについてはいろいろ言われていますが、ワクチン接種で作られる抗体が細胞へのウィルスの侵入を助長するという現象への懸念が高いということがあるようで、有効性が低いだけではなく逆にウィルスの侵入を助けているのでは?ということです。
中国国内の状況は誰にも分かりませんが、中国製ワクチンを大規模に接種している国々、特にインドネシアでの感染が拡大し
死者が増加しているのが怖いです。

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アクセラ ボンネットダンパ取付

公開:2021/06/08
修正・追記 2021/06/09

アクセラのボンネットは、車内でアンロックレバーを引いて前に回り浮き上がったボンネットの隙間からロック金具をずらして(ここまではどの車も同じ)、エイやっと持ち上げてステーで支えるという、昔ながらのやり方です。
ダンパが無い車のボンネットはとても重いです。
初めてアクセラのボンネットを開けた時は、ロックが外れてない?とアンロックレバーを確認したほどです。

ボンネットを頻繁に開けるわけでもないので別にいいやんと思っていましたが、[ アクセラ ボンネットダンパ ]で検索してみると AutoExe の製品を取り付けた例がいくつかありました。
マツダに乗る人は誰でも知っている会社みたいですが、知らなかった …. 

AutoExe のサイトにマツダ販社で販売していると書いてあったのでディーラへ問い合わせたら、「扱ってます、新車納車時に取付けたことありま〜す」という返信と共に
 部品  ¥22,000
 作業費 ¥11,000
合計¥33,000という見積書が来ました(税込)。

ディーラのサービス部門は頑張っていると思いたいんですが、以前にブルーミラー取付けのときにミラーを割ってしまったりタイヤ交換の時にエア圧を指定通りにしていなかったりなど々々、残念ながらあまり信用していません。

そういうこともあって、作業費が思いのほか高いのとネット情報では取付けは30分〜1時間程度というので、自分でやってみることにしました。
部品キット(BM/BY系全車、品番:MBM2960)は Amazonで売っています。

参考にさせてもらったみんカラの記事、車種と日付;
 (1) MAZDA3 5BA-BPFP 2019年12月22日
 (2) AXELA DBA-BMEFS 2019年4月29日
 (3) AXELA DBA-BM5FS 2017年10月8日

車種が違うと部品の形も変わっているようですが、ボンネット裏の形状は(2)と(3)が我が家のアクセラ(BM2FS)と全く同じでした。
他にも取付けたという記事はたくさんありましたが、コメントだけで詳しい写真がないのが多いです。

取付作業:

用意するもの;
 - 10mm スパナ
 - 12mm スパナ、ボックス
 - 段ボールなど養生材料
 - 両面テープを貼る場所を脱脂するもの(洗剤や溶剤)
 (2021/06/09 追記)
 - ポリ袋 (両面テープの剥離フィルムを取った後の接着防止)

内容確認

ボンネット側パーツ

シャシ側パーツ

両面テープを貼ってあるところ

各部材は黒亜鉛メッキで質感は悪くはないです。

以下、取扱説明書に従って順に取付けていきます。

ボンネット側の取付け
作業前に、段ボールなどで養生しておきます。
フロントガラスに部品が落ちると … ゾッとします。

もうひとつ、開いたボンネットのエッジの部分がちょうどこめかみのあたりに来るので、ウエスなどで覆っておくと安心です。(経験者は語る!)

取扱説明書 P2

ボルトは固く締まっていて、緩めるときにショックがあり注意が必要です。
スペース的にもボックスでないと危険です。

組立ての時は、ボルトが最後まで手で締められるような位置にボンネットを合わせて、ねじ山を傷めないよう無理なく締め込めるようにします。

作業としては比較的簡単です。

シャシー側の取付け
両面テープが付いているので位置を合わせるのが難しいです。
取付けた時はポリ袋のアイデアが浮かばず、段取りを考えたりして時間がかかりました。
ボルトを締めるのは見えにくくて腰が痛いですが、難しくはないです。

(2021/06/09 追記)
下に書いているようにポリ袋を利用して両面テープを覆っておくと、位置決め作業はやりやすくなります。

取扱説明書 P3
取付完了後にチェックしたらボンネットが閉じ切る位置ではガスダンパがストロークギリギリなので、「しっかりと車両前方、車体中央に引いた状態で本締め」が重要です。

マウントブラケットにバックプレートを取付けてをシャシの板にはめるときに、両面テープにバックプレートがくっついてやっかいです。
(2021/06/09 修正・追記)
後で気がついたんですが、手近にあるポリ袋を適当に切って二つ折りにしてくっ付けておいて、ボルトをゆるく締めて位置を合わせ、本締め前に引き抜けば簡単です。
慣れた人なら常識かもしれませんが、人間、焦ると想像力がなくなるんですね〜 ちょっとしたことに時間を取られました。
 

****
今更ですが、この両面テープは必要?
取扱説明書にはボンネット側は場所を指定して脱脂云々とあるのに、シャシ側は何も書いてないですね。
みんカラの記事でもこの部分については誰も書かれておらず、ちょっと疑問でした。
(2021/06/09 修正・追記)
この件について AutoExe に問い合わせたところていねいな回答がありました。
両面テープは必要とのことで、回答の全文を引用します(個人名のみ削除);
ご指摘の両面テープですが、車体とブラケットの締結補助を目的に設定しております(必要と判断しています)。
ご苦労された離型紙の引き抜き方、仮組みでの位置決め等での作業による締結が必要な工程となっております。
ボンネットダンパーを後付けで成立させるために少々取り付けにくい構造となっておりますがご理解いただけますと幸いです。
今後は、よりご満足いただける仕様やわかりやすい説明書を心がけてまいります。
****

M8,M6どちらのボルトもエンジンルームの板金が被ってくるので、とても締めにくいです。
マウントブラケットの端のM6ボルトのナットは、付いている板があと15mmくらい長ければやり易いと思うんですが、適当な板をテープで止めて延長すれば楽になります。

取扱説明書 P4
ガススダンパを取付けて完了です。

出来上がりです。

運転席側の上下
 

上下部分のアップ
左:ボンネット側  右:シャシ側
 

ステーの受けから10mmくらい高く開きます。

ガスダンパの寿命がどのくらいかが課題ですね。
開閉してみて無理なく滑らかに動いているようなので問題ないと思いますが、シャシ側ブラケットが両面テープで手こずったのでちょっと気になっています。

余談ですが;
メーカの AutoExe をタイプするときに思わず autoexec としてしまいアレっとなったことがあります。
そこそこの年代の方ならお分かりでしょうが autoexec.bat というのはMS-DOS のブート時に読み込むファイル名で、以前の勤務先で使っていたPCでいろいろイタズラしたことを懐かしく思い出しました。

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AppleWatch ナイトスタンド

公開: 2021/06/01

直前、と言っても5月半ばですが、AppleWatchをナイトスタンドモードにして置けるMagSafeデュアル充電パッドについて書きましたが、Watch付属の充電器を単独で使えるような部品を作ってみました。

ちょうど手元にアクリルパイプ(外径55mm厚さ4mm)があったので、適当な長さに切って充電ヘッドを嵌め込めるように加工しました。

完成形はこんなもんですが、

部品単体では;

充電ヘッドのケーブルを通して;

ヘッドを嵌め込むと;

完成です!

充電ヘッドの高さをAppleWatchの中心と合わせたはずが、なぜか1mmほど低く、底面に円板をはめて嵩上げしました。

横にしても使えそうです;

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MagSafeデュアル充電パッド

公開: 2021/05/14

iPhoneSEを第二世代へ入れ換えて、その後AppleWatchも加わったので両方を充電できるMagSafeデュアル充電パッドが便利そうなので購入しました。

(MagSafeデュアル充電パッド:写真はAppleサイトから)


右側
の丸い部分を起こすとAppleWatchを立てて充電でき、ナイトスタンドモードをオンにすると充電中は何らかの振動で写真のように時刻が約10秒間表示されます。
枕元に置いておけば便利です。

しばらく使っていましたが、iPhoneの充電がとても遅くMagSafeってこんなもんかな〜と思っていたんですが、調べてみると面白い?ことがわかりました。
既に誰でも知っているかもですが。

MagSafeについて探していると 充電アダプタについての情報 の中に「iPhoneを置く前に、充電パッドを電源につないでおくことが重要です」というのがありました。
出所をたどると MagSafe充電器をiPhone12で使う方法 というアップルサポート情報の中に以下の記述(一部省略)がありました。
iPhoneを置く前に、MagSafe充電器を電源につないでおくことが重要です。
電源につなぐ前にiPhone を置いてしまった場合は、iPhone を取り外し、
3秒待ってから置き直してください。
電力供給が最大電力で再開されます。

iPhone 12 モデルや Apple Watch で MagSafe デュアル充電パッドを使う方法 というアップルサポートにも同じ文言がありましたが、
「MagSafe デュアル充電パッドは、iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、Apple Watch (全モデル)、Apple MagSafe アクセサリ、Qi 対応のデバイスやアクセサリで使える仕様になっています」
となっていて、
iPhone11やSEが無いので正式対応していないのかと思いましたが、iPhone8以降とSEはQi 対応のデバイスとして入っているはずです。

上記赤字の文言はMagSafeデュアル充電パッド単体の説明書に明記すべきと思います。
念の為、ハズキの回し者かと思うほど字が小さい説明書を詳しく見てみましたが、USB-C電源アダプタについての注意だけで充電の際の注意はありません。

いつもはiPhoneやWatchを充電位置に載せてから充電器の電源を入れていました。
これは、差し込むときの放電で端子が傷むのを防ぐため「ケーブルを繋いでから電源を入れる」という、電気系に教えられたことを無意識にやっていました。
昭和の習慣?でもないですが、考えてみればMagSafeとiPhoneはワイヤレスであり端子の接触はありません。

実際に試してみると、電源を入れてからiPhoneを載せると xx%充電中 の表示がすぐに出ますが、載せてから電源を入れると表示が出るまで6秒くらいかかりました。
Apple Watch側でも同じようになったので、最初の認識が問題と言うことですね。
さらに、Apple Watch付属の充電ケーブルでも同じでした。
要するにMagSafeの仕様ということでしょうか。

充電速度は、iPhoneのバッテリがもっと減った状態で見てみないとケーブル直結との差は分かりませんが、改善はされると期待しています。

ただ、iPhone12と同時に発売されているので、それ以降の機種でないと充電プロセスが最適化されていないかもです。

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ラップトップにモバイルディスプレイ

公開:2021/04/25
推敲:2021/04/30

CNC用ラップトップ(Dynabook)のディスプレイは15.6インチ(1366×768)ですが、画面が粗いしMach3のウィンドウが縦サイズは合っているのに下端が僅かに切れます。
以前に使っていたデスクトップのディスプレイは良かったんですが、大きいので外部ディスプレイとして使うには置き場がありません。
スタンドなど無くてディスプレイ単体で薄いものがないのかな〜と考えていました。

MacBookProのRetinaディスプレイと比べるつもりもなく、毎日ずっと使っているわけでもないので我慢してたんですが、iPadにも使えるという理屈をつけて薄型のディスプレイをいろいろ比べてみて cocopar Portable Monitor ZS-156 を購入しました。

なんとなくアップル風?な真っ白い箱で来ました。

厚さはコネクタ部分が10mm弱、ディスプレイ部分が5mm弱、思い切り薄いです。


Amazonの商品ページを見て、これならラップトップの画面に置けば場所を取らないなと思ってたんですが、その通り大正解でした。
初めはディスプレイの前に立ててましたが、思いついて付属カバーでディスプレイにかぶせるようにするとToshibaのロゴも見えてまったく違和感無し?
 
知らない人が正面だけ見たら元々こんな形だと思うかもしれません。
もちろん閉じることはできませんが問題ないです。

HDMIケーブルを繋いで電源はラップトップのUSBから、Windowsの設定を外部ディスプレイのみにすれば完了。
解像度はいろいろ試してみましたが、結局1920×1080で落ち着きました。

VCarveProの画面では、ツールパス作成でスクロールしなくてよくなりました。

Mach3を立ち上げてみると;

久しぶりにMach3のウィンドウ全体が見えるようになりました。

画面サイズが同じで解像度が上がって、相対的に文字が小さくなっても画面はノングレアでクッキリ見えるので読みにくいことはありません。
なお、iPad/iPhoneで使うにはLightningやUSB-Cに対応するDigital AV アダプタが必要です。

余談ですが、
ラップトップ(Dynabookリースバック中古)と今回のディスプレイの価格差は9円!

追記:
3年保証申し込みという紙が入っていて、書いてあるアドレスにメールすると折り返しAmazonの注文番号を知らせてとの返信があり、
注文番号を送ると「有効に記録されました」との確認がありました。
てにおはが少しおかしかったのはご愛嬌ですが、丁寧な対応でした。

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車検、タイヤ交換 ミシュラン Primacy 4

公開: 2021/03/26

車検:

昨年乗り換えた車が4月に最初の車検なんですが、1ヶ月前から手続きができるということでディーラで見積ってもらうと、法定費用を含めて総額 ¥86,000でした。
部品代と言えるのはブレーキフルードくらいで、早期入庫や代車不要など¥7,000の割引がありました。

バッテリは昨年11月(新車から約2年半)に純正品(これが高い❗️)に交換しましたが、iStopキャンセルによって寿命が延びるのかどうか期待しています。

午前11時ごろ車を持って行って翌日の午後4時ごろに完了。前の車はいつも4日以上かかっていたのでとても早かったです。
代車不要にして、往復でいいウオーキングになりました。

タイヤ交換:

この車は買った時からロードノイズが大きく、高速で100Km/h前後になるとディーゼルであることを差し引いてもウルサイなと思っていました。
もちろん舗装の影響がとても大きいですが、前に走った記憶のある場所で明らかにうるさかったです。

タイヤ自体はまだそんなに磨耗していなかったんでもったいないなと思いつつも、前に使っていて静かだったミシュラン Primacyに交換しました。

当時はPrimacyでしたが、今はPrimacy4で更に静粛性アップだそうでホントかな〜というところですが、あちこち走ってみないと分かりません。

買うのにいろいろ調べてみて、尼崎のパーツショップが安くて却って心配でしたが、評判も良いみたいで注文しました。
タイヤ本体の他に交換作業の工賃や廃タイヤ処分費などが加算されても、ミシュラン系列のショップなどと比べて30%くらい安かったです。

作業は1時間弱で完了、窒素ガス充填サービスとのことでしたがF1じゃないしお断りしました。
製造工場はタイで、スタンプは 0221 (=2021年第2週=今年1月上旬)でした。
交換した日は13週でしたが、作業していた方によると「こんなに新しいのは珍しい」とのことでした。

帰りは高速含めて21Kmくらいですが、静かになったような … (プラシーボ効果?)
ただ、走っている時の感じが柔らかくなったのは確かです。

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上諏訪〜松本〜新平湯〜富山〜射水

公開: 2021/3/15

非常事態宣言で外出もママならず家に篭っていましたが、関西圏・中部圏が解除になって用心しつつ出かけました。

一日目:
予約した上諏訪温泉の宿に車を置いて、諏訪湖を眺めながら下諏訪へ。
晴天で暖かでしたが、遊覧船はまだ運行していませんでした。

下諏訪で遅めの昼食、鰻重にしました。
蓋をとったら上の重は鰻だけ、下の重を開けたらご飯だけが見えて???と思ったら鰻が挟まれていて、面白い組み合わせでした。

JR下諏訪駅からは歩いて、諏訪大社下社春宮(すわたいしゃ・しもしゃ・はるみや)から秋宮(あきみや)ぐるっと回ってみました。

春宮の手前の下馬橋。
殿様でも馬や駕籠をここで降りて参拝したそうです。説明板には御手洗川に架けた橋と書いてありましたが、それらしき川は見当たりません。

春宮の鳥居

秋宮の鳥居

いずれの宮も御柱(おんばしら)というモミの木の柱が立ててあります。
社殿正面左右の2本しか見えませんでしたが、社殿を囲む四隅にあるそうです。
御柱を山から切り出して運ぶのも一つのお祭りで、特に木落とし坂を下る(落ちる?)のが有名です。

二日目:
松本城は以前に来ましたが、天守閣へは登っていないので行ってみました。



城内の植木に雪吊りがしてありましたが、大きな輪に組んだ竹を支柱から等間隔に縄で水平に吊り下げ、車輪のスポークのように竹を入れて下のほうの枝を支えていました。
兼六園などはそれぞれの枝を直接吊っているので職人技の趣がありますが、雪質が違うんでしょうか?

お城をゆっくり見て回って開智学校へ立ち寄り、近くで信州そばをいただいて奥飛騨・新平湯温泉の宿へ向かいます。
158号線は途中何ヶ所か工事のため対面通行になっていて、多くのトンネルも暗くて狭く距離のわりに運転に疲れましたが、温泉郷手前で中部縦貫道・安房道路に入るとホッとしました。

新平湯温泉はいつもの甚九郎です。(写真は以前のを流用=山に雪あり)
緊急事態宣言解除直後のせいか貸切で、夕食も最後に出るはずの味噌汁やコーヒーゼリーがえらく早く出て来て笑ってしまいました。

温泉は男女別の内湯と露天風呂が三つあります。
以前は露天の一つが貸切用で他の二つが男女別だったんですが、お客さんが少ないせいか三つとも貸切できるようになっていました。

骨酒をいつもお願いしていますが、写真が拙くて電灯の映り込みで岩魚が見えない

部屋にはこだわらず、温泉があって食事が美味しければいいという方には料金も安くてお勧めです。

周りに全く雪はなく山の上の方が白く見える程度でしたが、やはり夜の冷え込みは厳しく車には霜が下りていました。

三日目:
JR富山駅近くの富岩(ふがん)運河環水公園へ。

ここに世界一美しい(?)スターバックスがあります。
運河を見渡す平家の建物ですが、リンクを見ると?が付いている理由がわかります。

風は冷たくても立山連峰が美しく見える晴天で、気持ちいいコーヒーブレイクでした。

ここから、射水市(いみずし)放生津町(ほうじょうずまち)内川の家 奈呉(ゲストハウス)へ向かいます。
この町はかって、江戸から明治にかけて北前船の寄港地で栄えた港町で、内川という内水路に沿って廻船問屋や番屋(ばんや、漁師の作業場)が建っていたそうです。

ゲストハウスへ泊まって、小舟寿司で富山のおいしい魚を食べてBRIDGE BARで楽しい酒を飲もうという寸法です。

翌朝はゲストハウスでもらったクーポンで近くのお店で干物などを買い、昔の番屋をリフォームした「番屋カフェ」でモーニングコーヒーをいただきました。

この辺りは2016年公開の映画「人生の約束」のロケ地になって、出演した西田敏行さんが番屋を見て「大道具方はすごいセットを作ったね〜」と感心されたそうです。

番屋カフェの2階には曳山の模型などが飾ってあり、お祭りの本番はかっての繁栄を忍ばせる豪華なものだそうです。

休みはあっという間に過ぎ去って、北陸道〜名神を通って帰宅。

Apple CarPlay + Apple Maps + Watch
CarPlayをずっと使いましたがアップルマップも問題なく、リルートがとても早いです。方向案内音声も「信号を左へ …」など分かりやすくなっています。
また、右折・左折など進路変更の手前でアップルウオッチがプルプルしてくれます。
モバイル通信のデータ量もとても少ないようですが、次の機会にリセットして測ってみます。
車の純正ナビは街乗りで常時表示しているだけになりました。

三泊四日で、総距離 900Km、燃費 約20Km/Liter
高速が多かったので燃費は良かったです。

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風呂に時計 – バスクロック

公開: 2021/2/22

武漢ウィルスのおかげで旅行に行けなくなり、家人がまたもや在宅勤務になってWork Shop と呼んでいる趣味の部屋を占拠されたためハナシのネタがなくなり、3ヶ月近くも沈黙してしまいました。

ただ、世の中がガッカリ状態でも自宅の設備の老朽化(!?)はしっかり進行して、先月中ごろに給湯器が故障しました。
3回に1回くらいの割合で、風呂のお湯張りが完了してチャイムが鳴っても給湯が止まりません。気を付けていれば使えないわけでは無く修理も可能でしたが、もう10年になるので買い換えました。
昨年12月に10年保証が切れていて、うまく壊れるな〜と感心しました。

作業の方が予定時刻通りに来られて、3時間弱で完了。

ところが、古い方にはリモコン画面に時計表示があったのに、新しいのはボタンを押したら10秒くらい時計に切り替わるだけです。
台所側のリモコンで時計を見ることはありませんが、入浴中は何分浸かっているかなど見たいので常時表示して欲しいと思うのはジイちゃんだけ?

ということで、今更リモコンを交換するわけにもいかず、デジタルバスクロックというのをAmazonで購入:(写真はAmazonから)
 
耐水性両面テープでリモコンの上に取り付けました。
これでOKと思っていたんですが、よく考えると時刻合わせのボタンや電池交換が裏面なので、必要な時には両面テープを剥がさないといけません。

しょっちゅう剥がすことは無いにしてもスマートでないので、図のようなホルダをプラスチック材で作ることにしました。
裏面のボタンが出っ張っているので、1mm逃してあります。

これにバスクロックを落とし込むように嵌めれば、ホルダの厚み分が出っ張りますが、取り外しは簡単になります。
しかし、図の形状では薄いところは2mmしかないので、切削では素材の固定ができません。
3Dプリンタなら楽勝(ちょっと口惜しい?)でしょうが、両面テープで保持するには面積が小さすぎて、加工中に飛んでしまいそうです。

唯一(多分 …)の解決策は、素材と部品を切り離さないことです。
素材を両面テープで機械テーブルにベッタリ貼り付けて、素材厚さ9.8mmに対して切り込み(Plunge Z)を9.6mmにすると、0.2mmの薄皮で素材と部品が繋がった状態で出来上がります。
加工完了時に写真を撮るのを忘れたので、薄皮が残っている素材の残骸;

VCarveProのツールパス;

薄皮部分で切り離してバリ取りをしなければなりませんが、設計通りの寸法で出来上がり、浴室の壁に貼り付けると;

バスクロックを取り付けると;

必要無い人には何の意味もありませんが、時刻を見ながらゆっくり湯船に …

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DynaBook (B55/B) – SSDに換装

公開:2020/11/06
追記:2020/11/26

CNC用コンピュータをWindows10に変更して最近のエントリでグチを並べていますが、設定をいじってもメモリを増設してもあまりにも立ち上がりが遅いです。
あとはSSDか〜と考えていましたが、
120GBが約¥2,000(Amazon)だったので思わずポチッと。外装はド派手な色ですが、内蔵してしまえば見えません。

元のHDDは500GBですが使っているのはシステム含めて72GBくらい、CNC関係のデータが増えても120GBあれば十分です。

入れ替え準備でバックアップアプリを検索すると SyncToy というMicroSoftの製品がありました。差分バックアップなど使いやすそうですが、無料の自社製品なのに何でWindowsに組み込まない? 何でToy? 
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追記:2020/11/26
差分バックアップは変更部分を書き換えるだけなのにファイルチェックに時間がかかって、新規バックアップと同じやんと思うほど遅いです。
アルゴリズムがダメダメなのか、無料でも使う気にはならないレベルです。
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内蔵ディスク交換はOSのリカバリなど手間がかかりそうなので、さらに探してみると「再インストールせずにHDDからSSDに換装」というアプリ販売者の記事がありました。
新しいディスクに元のディスクを丸ごとコピーして、クローンディスクを作るというものです。(Macでは CCC[CarbonCopyCloner] や SuperDuper! が定番)
この記事で説明しているのは EaseUS Todo Backup というアプリで、無料版は試用期間30日というのが画面に表示されました。
定期的なバックアップにも使えるので、製品版を購入してもいいかなと思います。

SSDをUSB外付けのケースに入れ、アプリを起動して1時間くらいで完了。USB3.0+SSDのおかげかエェッと思うほど早くできました。
ディスクの構成を見ると元(C:)と全く同じ名前でA:ドライブができていました。
もう一つ小さいドライブが表れましたが無視してシャットダウン。
メモリ追加と同じように本体裏蓋を開けて、HDDをクローンのSSDに交換して問題なく起動しました。

立ち上がりが劇的に速くなってデスクトップが表れたらすぐに操作可能になり、タスクバー にアイコンが並ぶのを待つことも無くなりました。
ただ、スタートアップのアプリが全てロードされるまでは何というかちょっと躓くような違和感がありますが、近年まれなコスパでメデタシ!

SSDが安くなってきたのでお勧めです。
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WindowsをMacみたいに ….

公開: 2020/11/03

CNCのコンピュータをWindowsXPからWindows10に変更したのは前のエントリに書いていますが、XPはセキュリティの危惧からネットに繋がずほとんどMach3を操作するだけで、キーボードを使うのは数字を入れるかGコードファイルの編集くらいでした。
Windows10で安全(?)になって、ネット検索など普通の使い方になりましたが使い勝手が悪いです。

WindowsとMacを併用している場合に、どちら流にまとめるかは人それぞれでしょうが、ここではMac流を追求します。

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ グ \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
Windowsでは、例えば、起動時に立ち上げたいアプリを登録しようとするといくつもの方法が存在します。
Windows10 の自動起動は【5つの場所】で管理している などの解説がありますが、五つって意味わからん!としか言えません。
Macなら、システム環境設定 > ユーザーとグループ > ログイン項目 に起動時に立ち上げたいアプリをドロップして、不要になったらそのアプリを選んで ー(マイナス)ボタンを押すだけです。
他に方法はありまっせん!
他にも、Windowsではある目的のための操作が複数あることが多いです。
Windowsの解説本がいっぱい出ていますが、出版社と結託しているのではと思います。

マイクロソフトがMS-DOSをIBMに売り込んで、そのあとWindows10に至るまでデファクト・スタンダード(de facto standard)として使われて来ていますが、いつまでたっても分かっている人(専門家)が使う機械という意識から抜け出せないでいると思います。Windowsは違うという意見もありますが、MS-DOSの方が技術レベルが低かったのでまだマシです。

スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)が、The computer for the rest of us と言ってApple Computer の熱狂的なユーザ(信者?)を得ていますが、残念ながら世界シェアは10%前後です。Jobs がいなくなって面白くないと言う人も多いです。
しかしユーザーインターフェースにこだわりシンプルで直感的に操作が理解できるというのは、ハードとソフトをまとめて提供しているアップルの強みです。
KISS = KEEP IT SIMPLE, STUPID. (語順など諸説あり)

マイクロソフトがOSだけを売り、メーカがそれに手を入れて自社のハードに搭載して売っているために解説記事に齟齬があるというのは、ネット検索していてよく分かりました。

MacとWindowsは、違う世界の設計思想で作られたコンピュータだということを今更ながらに痛感しています。
//////////////////////// チ ////////////////////////

とりあえず入れたものを書いていますが、いいものがあれば追記していきます。

キーボードで英数/かなの入力切り替え
Macでは⌘英かなというアプリを使っています。
あるキーを押すことで英数/かなが交互に切り替わる(トグル動作)というのが一般的ですが、現在どちらかが分からないとメンドくさいことになります。
このアプリでは、左の(command)キーで英数、右のキーで”かな”になります。
現在のモードが分からなくても、これから入力する文字に応じてどちらかのキーを叩いておけばOKです。
WindowsではIMEのプロパティで同じように設定できました ==>

マウスでコピー&ペースト
Macでは PopClip を使っています。
コピペはもちろん、Extensionの追加で辞書に飛んだり、発音したり、いろんなことができます。

Windowsでこれに代わるものは、Pantherbarいうのがありました。
PopClipの代わりを謳っているようで、Extensionの追加でいろんなことができます。

このアプリではペーストするときにコピーされた字句が表示され、PopClipより分かりやすいです。
Macではさらに Clipy を使えばコピーしたものを順に30個覚えてくれます。

PDFやテキスト文書、写真などの表示
Macにはプレビュー(Preview)というのが標準で入っています。
このアプリは知る人ぞ知る多機能なもので、PDF、テキスト、写真などのファイルを開いて修正・加工できます。
このブログの写真やスクリーンショットなどは全てプレビューで加工しています。
写真の修正も専用ソフトとはいきませんが、普通に使う分には十分です。

Windowsでは同じ機能のアプリは無いですが、Acrobat Reader DC (Adobe) や Quick Look (Micro Soft)でファイルの中身を見ることはできます。

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X-Mouse Button Control (Windowsアプリ)

公開: 2020/10/31

このアプリの機能を知り合いに説明してもすぐには理解されず、少し経ってからあぁ〜と言われたりします。

画面に入りきらない長い文書を読んでいるとします
続きを読むには …..

スマホ
指を画面に触れて上向きにすべらせます。
枠(画面)は動かず、見えている文書を上に動かしているイメージです

Windows PC
下へスクロールします。
マウスホイールを手前へ回して、あるいはウィンドウのスクロールバーを下へ動かして、文書は動かず、見ている枠(画面)を下へ動かしています

誰でも無意識に操作しているので、この違い=スマホとPCでは逆になっていることをパッと理解してもらえないことが多いです。
変なとこに食いつくなぁと言われたこともあります。

MacOSがスマホやタブレットとの融合を目指して、10年くらい前からマウスホイールの動きあるいはマウス上でのジェスチャがスマホと同じになりました。
マウスの
設定で従来通りにもできますが、デフォルトではナチュラル=スマホ式です。

初めは評判が悪かったようですが、今は定着していると思います。

2011年ごろにCNC機用にWindowsXP(デスクトップ)を購入して、頻繁ではないですがファイルの処理やアプリのアップデートなどマウスで画面をスクロールするときに違和感がありました。

Windowsでもマウスのスクロール方向を逆にできないかなと検索したら、ヒットしたのが題記の X-Mouse Button Control です。
同じことを考える人がいるんやな〜と思ったことを覚えています。

このアプリは多機能で設定画面は知らない(自分には)項目がいっぱいですが、スクロール方向を変えるのは簡単です。
Scrollingタブで、Invert mouse wheel scrolling にチェックを入れるだけでOKです。

トラックパッドはスマホ式のスクロールになっていました。指先で操作するので元々スマホ式にしているのかも知れませんね。
2本の指がくっつかないよう少し離しておかないと感知しません、当たり前?

マウスの設定から、デバイス設定=>トラックパッド=>設定ボタンを押すと、下右の画面が出てきます。
スクロールのチェックを入れても入れなくても変わらないんで、何のためのチェックボックスなのか分かりません。

WindowsPCでタッチパネルスクリーンを使う場合はどうなっているんでしょうか。
いくつかの製品記事を見てみましたが、スクロールするときの相対的な動きについて何も説明は無かったです。

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AutoHotKeyの問題 – 実はMach3のプロパティ

公開: 2020/10/26
語句修正、追記:2020/10/27

前の記事でWindows10のラップトップでMach3が動くと書いていますが、AutoHotKey (以下 AHK)で割り付けた外付テンキーパッドがなぜか効きません。

キーパッドはMach3(2010Screenset) の各タブの切り替えと各軸送り操作をPCから離れてできるようにしています。
画面の各タブのショートカットは左からF1(Run)〜F7(Settings)になっています。
これは2010Screensetで、Mach3標準(1024.set)ではありません。

 

XYZ各軸を動かすのは元々の矢印キーとPgUp PgDnなので問題なく、タブのうちF1(Run)、F3(Jog)、F4(Tool Change)をキーパッドの INS, 5, DEL に割り付たのが反応しなくなっています。

AHKのスクリプトは、例えば;
 NumpadIns::send, {F1}
と書けば、キーパッド (Numpad)のINSキーで F1 を押したことになります。
例えばジョグ操作を終えてGコードをスタートしたい時に、キーパッド左下のRunと書いたキー(本来は INS)を押せばF1が送られてRunタブへ移ります。

ちなみに、キーパッドに使っているスクリプトは(2010Screenset用);
————————–
NumpadIns::
send, {F1}
Return

Numpaddel::
send, {F4}
Return

NumpadClear::
send, {F3}
Return

NumpadHome::
send, ^Z
Return

NumpadMult::
send, ^P
Return

NumpadEnter::
send, @
Return
————————–

ネットで調べてみても似たようなトラブルは見当たらず、Mach3を再インストールしたりXPからコピーしてきたのを立ち上げたり、いろいろやってみましたが効果無し!
簡単なスクリプトを作って調べてみると、
● キーボードテストで見ると、キーに割付けた信号(F1など)は出ている
● [
a を押すと3]というスクリプトを実行すると、エディタやブラウザではaを押すと3になるが、Mach3ではaのまま

ということで、Mach3ではAHKを受け付けていないように見えます。

どうしたもんかと、ラップトップを購入してからの経過を考えると …..

まずMach3をインストールして動くかどうかを確認したとき、キーパッドの操作も問題なかったことは間違いありません。
UC100の到着を待っている間にWindows自体のいろんな設定をいじくっていて、その間にバージョンアップがありました。元のバージョンは確か1809でしたが、アップデートで1903になりました。

これが原因?と思いながら「バージョンを戻す」というのを実行すると、1809ではなく 1607 になりました。
えらい古いのに戻るんやな〜と思いながらAHKをダウンロードしてMach3を立ち上げたら、キーパッドが設定通りにちゃんと操作できました。

ところが、しばらくするとまたできなくなり、バージョンを購入時の1809に戻したりととても時間がかかりましたが、ダメでした。
なんて日だ!とめげそうになっていじってるうちに、やっと分かりました。

Mach3のプロパティから互換モード実行でXPにするとAHKが効かない!

互換モードをXPにするとMach3のタイトルバーが元のブルーになるので、ダウンロードなどして「動いたゼイ!」と喜んだ後に互換モードにしていました。
互換モードにしたというのが記憶から抜けて、いつのまにか動かなくなってガッカリということを繰り返していたわけです。
見かけに食い付いたためにバージョンを戻すなどとんでもない遠回りをしていたんですね

Vistaから8までは問題ないです(互換モード無しと同じ)。

原因は簡単なことでその理由はわからずともバンザーイというところですが、Mach3のタイトルバーが気に入らないのと、いろいろ設定をしたのが元に戻ってしまったのでウンザリです。
使いやすいように、これからボチボチ変えていきます。

2020/10/27 追記:
「Windowsを軽くする 簡単にできる10の方法」という記事(ブログ?)を読みながらいじっているうちに、Mach3だけじゃないと思いますが、ウィンドウのタイトルバーの色を変えられました。アクセントカラーとかよく分からないままですが …
Windowsを使ったのは勤務中(定型的な作業のみ)と退職後のCNCだけで、プライベートはずっとMacという私のような中途半端な人間には役に立ちます。

記事の説明に従って設定を変えると電源ボタンを押してから2〜3分で操作ができるようになりました。
ただ、再起動は5分余りかかります。
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