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チェコ – ビールを飲む旅?! (6) 帰国

公開: 2019/09/29

8日目:

プラハ発朝7時の便でアムステルダムへ向かいます。
ホテルで頼んだタクシーは5時半に来て、6時ちょっと前にバツラフハベル空港へ到着。すでにオンラインチェックインを済ませているので問題なく、アムステルダムへ向かいました。
プラハ発9時50分というのもあったんですが、高かったので早いのにしました。

アムステルダムに9時前に着いて、関空へは14時45分発なので6時間近くあります。
ネットを見たりして時間を潰していましたが、朝が早くて何も食べていなかったのでMediterranean Sandwich Barで少し食べました。あとで見るとネットの口コミではあまり評価が高くなかったんですが、サンドイッチは美味しかったです。

空港のラウンジ1にあるこんな外観のお店です。サンドイッチや飲み物をトレイに乗せてレジへ行き、支払いしたら空いているテーブルを探して座ります。
ガイドブックで、
メディトリアン〜と書いてあるのを見ましたが、メディトレニアンというのが実際の発音に近いと思います、クラブメッドと同じです。
名前の割には地中海のイメージはなかったですが、魚系はありました。
トリップアドバイザーなどの口コミ評価は良くないですが、空港で値段が高いのは普通では?

出発前になってKebaya Asian Brasserieというレストランでまたビール
アジア料理ということで刺身やラーメンなどあり、日本酒のお銚子とお猪口で飲んでいるカップルがおられて、みんなお箸を上手に使っていました。
ビールはさすがにハイネケンでした。
このお店は、日本のように食べ終わったらレジで勘定するシステムでしたが、自己申告というか店員が判断するようで、伝票は来ません。

やっとこさ搭乗時刻になって、関空へ11時間。日本への飛行は偏西風の影響があって、往路(11時間40分)より短くなります。10年以上前ですが、出張帰りでスイスのチューリッヒ空港から関空まで10時間を切ったことがあります。
ただ、チューリッヒはアムステルダムより経度で4度弱(約400km)近くなるので30分くらいは割り引かないといけませんが。

到着は少し遅れて、追加の酒税を払ったりしていてリムジンバスのタイミングが悪く、関空を出たのは11時前でした。

去年は台風で関空が水浸しになり、自家発電も動かず危機管理のずさんさに呆れたものですが、こんな掲示がありました。

遅まきながらも頑張ってください。

なお、旅行前に雑誌や本(「プラハ迷宮の散歩道」など)、ネットなどいろいろ調べましたが、なかでも Nicolena World を大いに参考にさせてもらいました、感謝!

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チェコ – ビールを飲む旅?! (5) プラハ

公開: 2019/09/29

6日目:

プラハ市内をあちこち。
ブルタヴァ川沿いにカンパ島を歩いていると、

何とも言えないなオブジェがありました。

カレル橋は欄干左右にそれぞれ15体の聖人像が超有名ですが、橋のそばのカンパ島にかつてプラハの街を外敵から守ったと言われる伝説の王ブルンツヴィーク騎士像があります、写真が見にくいですが。

聖人像はみんなが触る部分がピッカピカになっています。
 

カレル橋を渡って旧市街へ、ここにも同じモチーフのオブジェが。

旧市街広場も有名で観光客でいっぱいです。

誰もが必ず見る時計塔、毎時ちょうどにカラクリ時計が動きます。

これも有名なダンシングビル

屋上のカフェから外へ出られ、目の前にブルタヴァ川、
遠くにプラハ城やペトシーンの塔が望めます。

トラム(たぶん新型)の上にはいろんな装置が載っていました。

プラハ城の入口では空港のようなセンサーゲートがありましたが、なぜか手荷物はゲートの横から検査無しでスルーでした。

城内のヴィート大聖堂。

入場者の行列がすごかったです。

 
以前に行ってるので城内は素通り、東門から出て坂道を下って行きます。
この道から左へ上がったところにテラスを張り出した眺望の良いレストランがあったんですが、廃業していて残念でした。
南側斜面になるのでブドウ畑があり、取らないで!というプレートがあちこちに。
 

ぶらぶら歩いてお腹も空いたし、大きなオープンスペースのレストランRestaurant Sněmovna v JaKčubský で遅めのランチ。
外国のレストランには珍しく写真付きのメニュー、わかりやすい!

これとサラダを注文すると、

もちろんビール!

料理、ビールともに大満足でした。
オープンスペースなので、冬に使うのでしょう、でっかい(遠赤外?)ヒーターが上についていました。

メトロは何度も乗りましたが、どの駅もとても深くてエスカレータは早いです。
冷戦時代に核シェルターとして使えるように設計されたため、深い駅では地下52mだそうです。東京の大江戸線六本木駅(42.3m)も真っ青です。

 
また、カレル橋へ戻ってきて、夕日を見ようと東側の橋塔へ登ってみました。

曇っていて夕日は見えないのに大口径レンズのカメラを構えた人が場所を取って動かず、押し合いへし合い状態でした。
見た範囲ではCANON、NIKONばかりでちょっと誇らしく思いました。

ホテルへ帰って、夕食は近くのバーへ。
おなじみになって、二人のつもりで指を2本出すとビール二杯ですねと言われてしまいました。


7日目:

メトロに乗って、適当にプラハ市内をあちこち。
ユダヤ人墓地なども行ってみましたが、ユダヤ教ではないのでパス。
歩いていると、ルドルフィナムコンサートホールがあり、アントン・ドヴォジャーク(Antonín Dvořák) の銅像がありました。
学校ではドボルザークと習いましたが、Dvořák の ř が日本語では正確に表記できないためいろんな書き方があるそうです。(Wikipediaから)
 

以前に来た時(まだ共産主義政権時代)、どこかでティコ・ブラーエとヨハネス・ケプラーの銅像を見たのを思い出して探し回ったところ、やっと見つけました。

詳しい話は省略しますが、天文学に大きな貢献をしている二人です。
ティコ・ブラーエはヨハネス・ケプラーより25歳年長です。ちなみに、ガリレオ・ガリレイは二人の間になり、ケプラーより7歳年長です。

その後、ピルスナー・ウルケルの看板の出ているレストラン U Sedlerů でランチ。

半地下みたいなお店で、入っていくと正面にビールのタンクが見えました。


ビールを大事に保管して温度も表示していて、とても良い感じです。
メニューは英語のにサッと入れ替えてくれました。

シェフのお勧めというのを注文すると、とても美味しかったです。

店の人もとても感じがよく、思わずチップを増やしてしまいました。
たまたま入ったお店でしたが調べたら評判も良く、超オススメです。

フランツ・カフカの像。
スライスされた部分が回りながら像の表情が変わり、動画で載せたいところですがデータ量が大きくて残念です。
 

有名なホスポダ「黄金の虎」に行ってみようと、開店時刻の午後3時になる前に店に行くとすでに行列!

開店時刻になってお店の入口

中へ入ると予約席の札がいっぱいですが、書いてある時刻まではOK。
座ったら何も言わないうちにビールがドンと出てきます。



量が少ないので、値段も少し安いです。

料理はもちろん美味しいです。
美味しいビールと料理で、何とも至福の時間というべきでしょうか。

明日は帰国です

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チェコ – ビールを飲む旅?! (4) チェスキークルムロフ

公開: 2019/09/28

5日目:

チェスキークルムロフ(Český Krumlov) まで日帰り。

RegioJetバスで往復 15.6ユーロ、片道3時間近くかかります。

朝7時の便を予約したんですが、ホテル目の前のバスターミナル発着なので便利です。
来たバスはRegioJetの派手な黄色ではなく、なんか変でした。
内部も普通のバスで、コーヒーのサービスなど何もなかったです。

チェスキークルムロフ城

天気も良くて、素晴らしい景色です。

バスターミナルから街中へ歩き始めて気がついたんですが、隣の国のツアー客がとても多くて、チャイナタウン状態でした。プラハやピルゼンでは特に気にならなかったんですが、桁違いです。
橋の欄干に乗って自撮りをしていたり、人通りの多い狭い通路で集合写真を撮っていたり、やりたい放題でした。

ま、それは気にしないことにして、街中の広場

街中の建物、壁の絵がきれいです。

壁に装飾があるように見えるだまし絵になっています。
お城の外壁もそうですが、財政難のために立体に見えるスグラヴィータというだまし絵の手法を使って外観を豪華に見せたそうです。
壁が石積みに見えるところも、それらしく陰影をつけた絵です。

窓も描いたものです。

お城と広場側をつなぐラゼブニッキー橋(Lazebnicky most)

お城と庭園側を結ぶ回廊プラーシュティ橋 (Plášťový most)

フランシスコ会修道院のビール醸造所、レストラン

 
 
小さい(300ml)ビールもあります。

ここのビールもなんとも言えず美味しいです。

コーパスクリスティ教会、とてもきれいな建物です。

あちこち歩き回っていると疲れます、カフェでビールを …

バスターミナルにはRegioJetの正規(?)のバスが待っていました。
コーヒーなどのサービスもあり、ホテルに7時ごろに戻りました。
 

夜は雨になりましたが強くは降らず、夕食はまた近くのバーで。


タコではありません、ソーセージにたっぷりのマスタードとラディッシュ、美味!
もちろん、ビールもたっぷりで。

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チェコ – ビールを飲む旅?! (3) ピルゼン

公開: 2019/09

4日目:

ピルゼンまで日帰り、RegioJet バスで往復一人 7.8ユーロと安いです。

朝10時のバスを予約、9時過ぎにホテルの前のAnděl駅から Stodůlky駅へ(メトロB線)、乗り換えなしで便利です。
このバスは従来メトロB線の終点 Zličín駅から出ていますが、2019年11月末までは改修工事のため一つ手前の Stodůlky駅発着となっています。
 
定刻にバスが来て、ピルゼンまで1時間です。

ヨーロッパの町は、たいがい中心部に広場があり大聖堂があります。


広場にはお店が出ていて回転木馬もありました。何かお祭り?

広場に面して、サル・ベーコンのタップスター(*文末参照)に聞いていた美味しいビールの店を見つけて、さっそくビールをいただきました。


ピルスナー・ウルケルの3種類の注ぎ方が付いたコースター入れ。
左の HLADINKA が一般に見るもので、真ん中の ŠNYTが泡が多いもの、右の MLIKO はほとんど泡です。

私はいつも HLADINKA ですが、注文するときに何も言わないとこれです。
美味しくて、思わず2杯も飲んでしまいました。

その次は、今回のバス旅行の目的である無濾過のピルスナー・ウルケルが飲めるレストラン Na Parkánu へ。

メニューを確認すると〜、ありました! Unfiltered lager 無濾過!


なんとも言えない色とわずかな濁り、これが51Kč (約¥250)なんて、一日中飲んでいたいです!

3杯飲んで、料理も美味しくて幸せ!
(けっこう安上がりの幸せです、航空運賃を考えなければ)

位置関係はこうなります;

ビールを堪能して、午後4時のバスでプラハへ戻ります。
夜はホテルの近くのバーで、軽く夕食+ビール。
結局、この日は7杯になりました。

ここのビールも美味しいです。

(*)サル・ベーコン (SARU BACON)
プラハへ行く少し前に見つけたお店で、御堂筋線・江坂駅のすぐ近くです。
ピルゼンの工場で研修を受け認定されたタップスター(バーテンダー)がいて、ピルスナー・ウルケル以外でもビールや食べ物が美味しいのでお勧めです。
実は、ピルスナー・ウルケルをタップで出すようになったお店が近くにあったんですが、正規の訓練を受けてなくて入れ方がいまいちで値段も高いです。
アサヒが輸入しているそうで、まともなものを提供するようにガンバってほしいです。

タップスターの話や独特のビールの注ぎ方などはこちら を見てください。
サル・ベーコン のタップスター 小松大輔さんの写真が出ています。

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チェコ – ビールを飲む旅?! (2) プラハ

公開: 2019/09

2日目:

まず、市内交通のチケット1日券(110Kč)を買います。
新しい自動券売機はクレカが使えるとの情報がありましたが見当たらないので、Anděl 駅の窓口で買いました。
トラム、メトロ、バスが全て乗れます。
他にも30分や90分のがあり、自動券売機(硬貨のみ)で買えます。

メトロの入口やバスの車内に黄色い打刻機があるので、乗った時に矢印の方向(写真では下向き)へ差し込むと赤丸で囲ったところにガチャンと日時が打たれます。
そのあとは乗り換えても打刻する必要はありません、というか、打刻してはいけません。

有効期間は打刻からなので、クレカの使える窓口で前の日に買っておいてもOK。
いつ来るかわからない検札の時に、有効なチケットを持っていないか打刻してないと800Kč以上の罰金があるそうです。
一度、トラムに乗っている時に検札に出くわしましたが、チケットのない女性がいて罰金を払っていたみたいです。
なお、運転手によるでしょうが新しいトラムの発進加速はスゴイです、ご注意!

1日目は到着が遅れたので何もできず、今日がプラハ初日となって張り切って出かけました。

トラム Újezd からケーブルカーでペトシーン展望台へ、チケットは共通です。
歩いても登れますが、そんな無謀なことはしません。

乗り場はたくさんの人が並んでいてエ〜と思いましたが、すぐに乗れました。
ケーブルの途中に駅があります。

ケーブルを降りて数分歩くと、高さ60mのペトシーン展望台です。

エッフェル塔を真似た形で1891年に別の場所で作られ、翌年移設されてきたとのこと。海抜300mあまりの丘に建っているので、眺望は抜群です。
急な螺旋階段で登ると20分くらいかかりますが、途中の展望所で一休みできます。
上まで行くと頑張って良かったと納得、プラハ市内が見渡せます。
途中までエレベータもありますが、乗るのが恐ろしいような …

展望台から見るヴルタバァ川、カレル橋、その向こうの旧市街地

展望台の下に売店があって、早速、プラハの初ビール!

展望台からダラダラ歩いていくと、ストラホフ修道院があります。
修道院でビールが作られていて、付属のレストランで提供されています。
 
   
ビール最高!、料理も美味しくいただきました。
コースターにある PIVOVAR というのは、ビール(Pivo)醸造所という意味です。
Sv. NORBERT は、聖ノルベルト司教の名前を取ったものと思います。

その後はカレル橋まで歩いて、西側の橋塔へ登ってみました。
入口が小さくてわかりにくいです。
チケット売り場は1階と書いてあるんですが、間違ったかと思うほど上にあります。
階段は狭いので、上下譲り合いで。

上の写真の右側がカンパ島で、画面の真ん中あたりに橋から降りる階段があります。

塔から降りてきてカンパ島を下流の方へぶらぶらと歩きまわってみました。
良さげなレストランがあったので、ビールを。

ここのはバドワイザーでした。

3日目:

土曜日だったので蚤の市へ、入場料20Kč。
いろんなものを売っていましたがめぼしいものはなく、場内を歩き回って結局ビール!
ボヘミアグラスがないかと見ていたんですが、これはと思うものは6個セットになっていて単品では買えませんでした。結局、バラで売っていた普通のグラスを4個50Kčでゲット。よく見るとドイツ語のデザインでした。
メトロの駅からフリーのシャトルバスが出ていましたが、右側通行なので勘違いして苦労しました。

旧市街へ戻って、ビールミュージアムというホスポダへ。

店内には、確かに30個のタップが並んでいました。

ここでは生けるレジェンドという Mr. Matsuska が醸造した何種類かのビールを週替わりで提供しているとのことで、オススメのをいただきました。
ピルスナー・ウルケルの倍ほどの価格でしたが、日本よりはるかに安いです。
 
 
料理も美味しかったです。
支払いはキャッシュのみで大きい店なのにびっくりしましたが、もひとつ驚いたのが、ウエイトレスが持っていたボールペンが大阪のいつも行くバーでもらったのと同じでした。
帰国してからバーで聞くと、外資系の会社から売り込みに来たものということでした。

カレル橋まで歩いて戻ると、水兵服を着たお兄さんがボートクルーズどうでっかと売り込みに来て、カンパ島を回るということなので乗ってみました。

ボートの航路は、ヴルタヴァ川を下って対岸沿いに戻ってきてカンパ島の水路へ入り、本流へ戻ってカレル橋をくぐって上流の堰近くまで行くもので、1時間くらいです。

カレル橋の下に船着場があり、ヴルタヴァ川へ出て行きます。
   
ビールやコーヒー、アイスクリームなどが出てきてイアフォンで日本語の説明もあり、一人340Kčでけっこう楽しめます。

このあとはカンパ島の西にあるジョンレノンの壁へ。中国語もいっぱい。

この辺りは各国の大使館があり、我が日本大使館も立派な建物でした。

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チェコ – ビールを飲む旅?! (1) プラハ到着

公開:2019/09/27
編集:2019/10/02

チェコの人はビール大好きで、年間一人当たり183リットル飲んでいるそうです。
2位のオーストリア(107リットル)をブッチギリで引き離して、25年連続世界一です。
オクトーバフェストで知られるドイツは100リットルで3位、日本は40リットルで50位ですが、発泡酒などを含んだ量なので実質はもっと低いかと。(キリンビールの DATA BOOK 2019 にある2017年のデータ)

チェコでも有名なのは、首都プラハから南西へ約90Kmのチェコ第4の都市ピルゼン(Pilsen)で1842年から作られているピルスナー・ウルケル (Pilsner Urquell)です。現在のビールの主流であるピルスナータイプの元祖で、ビール好きなら名前を知らない人はいないと思います。

3年前にピルスナー・ウルケルの工場見学に行きましたが、見学の最後に樽から注いでくれた無濾過のピルスナー・ウルケルは、まさに絶品でした。
工場附属のレストランでも濾過したものしか提供していませんが、無濾過のを出しているピルゼン市内のレストランを最近発見しました。

チェコではホスポダ(hospodě)というイギリスのパブみたいなお店がどの町にもたくさんあって、ピルスナー・ウルケルのようなブランドや地ビールが飲めます。

1日目:

ということで(?)、関空からアムステルダム経由でプラハへ。
関空10時25分発のKLMでしたが、折り返す機材が遅れて約40分の遅発となりました。アムステルダム到着もその分遅れるため、もともと1時間半くらいしかなかったプラハ便へは乗継ぎできません。走ればいい?と言ったらカウンターのお姉さんに睨まれて、預入荷物が移せません!と一言。次の便がチェコ航空の19時15分発しかなく、アムステルダムでの乗継ぎ時間が約4時間になりました。
ただ、この便も30分以上遅れて、プラハ空港到着は午後10時を回っていました。

空港からホテルまでは Airport Transfer の shared transport という乗合タクシーみたいなのを予約していました。(ある旅行情報サイトで、貸切の private transfer より安くて、無茶に詰め込まれたりしないとの情報あり)
プラハ到着便が変更になったので、関空にいるうちにメールで連絡したらすぐに確認の返信があって安心していましたが ….  到着してロビーへ出ると、ボードを持ってドライバが三人並んでいるのに、どこにも自分の名前がない !!!

到着便が遅れてもちゃんとフォローしてくれるはずやろ、カンベンしてよ〜と思いながらそのうちの一人に予約番号を見せると、本社(?)へ電話して予約番号が無いとか言いながら何度も確認してました。
そのうち他のドライバーは予約客が来ていなくなってしまうし、なんて日だ〜と長電話するドライバーを見ていると、突然「私があなた方を連れて行きます(キッパリ)」ということになりました。
スーツケースを載せて、抜け道なのか狭くて急カーブの道をブッ飛ばしてくれました。
どうでもいいことですが、このドライバが持っていたボードの名前の人はどうなったんでしょうか?
元々の予定通りなら午後7時前にはホテルへ着いて、トラムに乗ってピルスナー・ウルケル直営レストランへ行って一杯目のビールを飲んでるはずだったのに、11時を回っていてバタンキューでした。

なお、帰りも予約するつもりでしたが、出発便でトラブったらどうしようも無いので価格差はだいぶありましたが(455Kč ⇄ 780Kč)、ホテルで頼みました。

チェコの通貨はチェコ・コルナで、ISOコードでは CZK、一般にはKč 。
1Kč = 約 4.75円 (クレジットカードの請求、9月中旬)。
ユーロはほとんどの店で使えるようで、1€ = 25Kčの表示が多かったです。
結構大きい店でもカードが使えないことがあります。

ホテル:
ホテルはKLMのサイトからBooking.comで、アクツェント ホテル (Akcent Hotel) というのを予約しました。
マラーストラナ地区にあります。

目の前に Na Knížecí というバスターミナルがあり、トラム乗り場はバスターミナルの反対側や、ホテルを出て左手にまっすぐ歩いて数分のところにあります。
その先にショッピングセンターがあり、大きなスーパーやたくさんの専門店、ボーダフォンやO2の携帯ショップもありプリペイドSIMが買えます。
メトロはB線 Anděl 駅への降り口がドアから10メートルくらいのところにあり、移動にはとても便利です。

正面と、バスターミナル側から見たホテル
 
前から見ると大きな建物ですが、後から増築したような一番上のワンフロア(6階)だけがホテルです。
建物がH型で、部屋の配置も下のようになっています。配置図の下側がバスターミナルに面しています。メトロへの降り口は本当に目の前です。
 

ホテルからバスターミナルを見る

レセプションの人は感じがよく、朝食は豪華ではありませんが必要十分と思います。
エレベータはホテル専用で、カードキーをかざさないと6階ボタンが押せません。

部屋は広く、バスルームはヨーロッパの一般的なものでバスタブはありません。

シャワーの水圧は十分で温度調整も反応が早いです。
普通のハンドシャワーと天井から吊り下がっている大きな固定のシャワーがあり、オンオフもボタンを押すだけです。
出張も含めてヨーロッパのいろんな(超高級ではない)ホテルに泊まりましたが、シャワー設備で満足できたのは初めてで快適です。

ただ、トイレとシャワーが同じ部屋なのはいまだに慣れませんが。

値段も日本のビジネスホテルのツインルームと変わらず、移動が便利なのでオススメです。

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