上諏訪〜松本〜新平湯〜富山〜射水

公開: 2021/3/15

非常事態宣言で外出もママならず家に篭っていましたが、関西圏・中部圏が解除になって用心しつつ出かけました。

一日目:
予約した上諏訪温泉の宿に車を置いて、諏訪湖を眺めながら下諏訪へ。
晴天で暖かでしたが、遊覧船はまだ運行していませんでした。

下諏訪で遅めの昼食、鰻重にしました。
蓋をとったら上の重は鰻だけ、下の重を開けたらご飯だけが見えて???と思ったら鰻が挟まれていて、面白い組み合わせでした。

JR下諏訪駅からは歩いて、諏訪大社下社春宮(すわたいしゃ・しもしゃ・はるみや)から秋宮(あきみや)ぐるっと回ってみました。

春宮の手前の下馬橋。
殿様でも馬や駕籠をここで降りて参拝したそうです。説明板には御手洗川に架けた橋と書いてありましたが、それらしき川は見当たりません。

春宮の鳥居

秋宮の鳥居

いずれの宮も御柱(おんばしら)というモミの木の柱が立ててあります。
社殿正面左右の2本しか見えませんでしたが、社殿を囲む四隅にあるそうです。
御柱を山から切り出して運ぶのも一つのお祭りで、特に木落とし坂を下る(落ちる?)のが有名です。

二日目:
松本城は以前に来ましたが、天守閣へは登っていないので行ってみました。



城内の植木に雪吊りがしてありましたが、大きな輪に組んだ竹を支柱から等間隔に縄で水平に吊り下げ、車輪のスポークのように竹を入れて下のほうの枝を支えていました。
兼六園などはそれぞれの枝を直接吊っているので職人技の趣がありますが、雪質が違うんでしょうか?

お城をゆっくり見て回って開智学校へ立ち寄り、近くで信州そばをいただいて奥飛騨・新平湯温泉の宿へ向かいます。
158号線は途中何ヶ所か工事のため対面通行になっていて、多くのトンネルも暗くて狭く距離のわりに運転に疲れましたが、温泉郷手前で中部縦貫道・安房道路に入るとホッとしました。

新平湯温泉はいつもの甚九郎です。(写真は以前のを流用=山に雪あり)
緊急事態宣言解除直後のせいか貸切で、夕食も最後に出るはずの味噌汁やコーヒーゼリーがえらく早く出て来て笑ってしまいました。

温泉は男女別の内湯と露天風呂が三つあります。
以前は露天の一つが貸切用で他の二つが男女別だったんですが、お客さんが少ないせいか三つとも貸切できるようになっていました。

骨酒をいつもお願いしていますが、写真が拙くて電灯の映り込みで岩魚が見えない

部屋にはこだわらず、温泉があって食事が美味しければいいという方には料金も安くてお勧めです。

周りに全く雪はなく山の上の方が白く見える程度でしたが、やはり夜の冷え込みは厳しく車には霜が下りていました。

三日目:
JR富山駅近くの富岩(ふがん)運河環水公園へ。

ここに世界一美しい(?)スターバックスがあります。
運河を見渡す平家の建物ですが、リンクを見ると?が付いている理由がわかります。

風は冷たくても立山連峰が美しく見える晴天で、気持ちいいコーヒーブレイクでした。

ここから、射水市(いみずし)放生津町(ほうじょうずまち)内川の家 奈呉(ゲストハウス)へ向かいます。
この町はかって、江戸から明治にかけて北前船の寄港地で栄えた港町で、内川という内水路に沿って廻船問屋や番屋(ばんや、漁師の作業場)が建っていたそうです。

ゲストハウスへ泊まって、小舟寿司で富山のおいしい魚を食べてBRIDGE BARで楽しい酒を飲もうという寸法です。

翌朝はゲストハウスでもらったクーポンで近くのお店で干物などを買い、昔の番屋をリフォームした「番屋カフェ」でモーニングコーヒーをいただきました。

この辺りは2016年公開の映画「人生の約束」のロケ地になって、出演した西田敏行さんが番屋を見て「大道具方はすごいセットを作ったね〜」と感心されたそうです。

番屋カフェの2階には曳山の模型などが飾ってあり、お祭りの本番はかっての繁栄を忍ばせる豪華なものだそうです。

休みはあっという間に過ぎ去って、北陸道〜名神を通って帰宅。

Apple CarPlay + Apple Maps + Watch
CarPlayをずっと使いましたがアップルマップも問題なく、リルートがとても早いです。方向案内音声も「信号を左へ …」など分かりやすくなっています。
また、右折・左折など進路変更の手前でアップルウオッチがプルプルしてくれます。
モバイル通信のデータ量もとても少ないようですが、次の機会にリセットして測ってみます。
車の純正ナビは街乗りで常時表示しているだけになりました。

三泊四日で、総距離 900Km、燃費 約20Km/Liter
高速が多かったので燃費は良かったです。

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