四国、紫電改展示館

公開:2021/07/21

高知県・四万十川沿いの宿を目指して、結局四国をぐるっと回ってきました。

最初の宿は、Airbnbってどんなものか泊まってみようと思って予約しました。
名前が Tatami-Room in Shimanto Riverside Hideaway という英文だけでしたが、とても立派な日本家屋でした。
内部の設備は最新で、台所も広くてきれいで必要なものはすべて揃っています。
オーナーもとても親切でしたが、他にゲストは無く貸切状態でした。
ただ、個人的には、高瀬沈下橋を渡らないと行けないのが難点でした。

何年か前に四万十川の沈下橋を5,6ヶ所巡ったことがありますが、高所恐怖症なんで、すべて川岸まで行って見るだけでした。
沈下橋というのは、洪水対策で欄干とか手すりとか何も無いまっ平な橋です。
このときに高瀬沈下橋へも行きましたが国道から降りて行ったらすぐに橋で、手前の狭いところで何度も切返して戻った覚えがあります。

今回は国道から降りかけた所でそのことを思い出したんですが帰るわけにもいかず、決心してハンドルを握る手はガチガチで下半身がシビレながらトロトロと、たぶん10キロ以下で渡りました。
二泊したので4回渡りましたが、慣れるものではないです。
遊覧の屋形船でこの橋をくぐったときに、軽自動車が30キロは出てそうな感じで渡っていました。

四万十市街を抜けて宿毛(すくも)から柏島近くの海岸でシュノーケリングなどしましたが、柏島周りのダイビングスポットはよく知られているそうで、水がきれいでした。

近くへ来たらぜひ行きたいと思っていたのが紫電改展示館です。

愛媛県南部の北宇和郡・南宇和郡に展開する南予レクリエーション都市の一部で、小高い丘の上にあります。

展示されているのは太平洋戦争末期に編成された第343航空隊の紫電改で、昭和20年(1945)7月豊後水道上空の迎撃戦で未帰還となった6機のうちの1機だそうです。
33年後の昭和53年(1978)
11月に発見され、翌年7月に引き揚げられました。


プロペラ先端が後ろへ曲がっているのに機体骨格がそんなに傷んでいないことからうまく着水されたと思いますが、操縦士の方が救われなかったのはとても残念です。

紫電改(紫電21型)は、川西航空機(現在の新明和工業)が製作した水上戦闘機「強風」を陸上型にした紫電(11型)を大幅に改良した海軍の戦闘機です。

海軍機の型式は上位桁が機体、下位桁がエンジンの変更履歴で、制式登録時はどれも11型です。
ちなみに、零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の終盤の主力機は52型で、機体は4回変更されていますがエンジンは1回だけです。

紫電/紫電改は、パイロットを守る防弾装備や燃料タンクの防弾・消火装置なども設計当初から備えていましたが時すでに遅く、紫電が約1,000機、紫電改が400機余り生産されて敗戦となりました。
生産数の少ない紫電改が有名なのは、戦争末期に歴戦のパイロットを集めた第343航空隊が日本本土空襲のアメリカ軍機迎撃に活躍したことや、ちばてつやさんの漫画「紫電改のタカ」の影響かと思います。
当時の陸海軍の戦闘機と比べて胴体が太く、独特の形状をしています。
機体に関してWikipediaが詳しいです。

手前に見える茶色いものは燃料タンクで、銃撃を受けても発火しないようにゴム製の防弾装備が施されています。

右翼の20mm機関砲とエンジン後方の推力式排気管

昭和20年2月ごろ松山基地で待機する紫電改群のジオラマ

当時の歴戦のパイロットといっても二十代で、日本を守るために若い命をかけられたことに心より感謝します。

戦争はダメです。
しかし、昨今のアジアと世界の情勢を見れば、平和を守って戦争にならないようにするには十分な軍事力で支えた強い外交力が必要です。
攻めてくるとえらい目に遭うよというのが、我が国の平和を守る抑止力です。
軍備に金
を使うのはなんともバカバカしい限りですが、それが悲しい現実です。


この後、道後温泉(本館は工事中)、高松城など、瀬戸内海側を回って結局4泊5日で帰りました。
高松城へは麓からロープウエイとリフトがあり、「武漢熱対策でできればリフトをご利用ください」と言われて乗りましたが生きた心地がせず、帰りはロープウエイにしました。

CarPlay:
ずっとAppleマップを使いましたがリルートも早く、AppleWatchがプルプルしてくれて問題はありません。
これで、高速道路のSAPAを表示してくれれば言うことはありません。
走行距離:1,170Km、
モバイル通信量:320MB

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四国、紫電改展示館」への1件のフィードバック

  1. 私も高所恐怖症です
    こんな橋、歩くのも足すくむけど車も嫌ですね
    想像しただけでスースーします

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