公開:2025/06/15
追記:2025/06/17
自宅は、戸建てがたくさんある住宅団地の端っこにあります。
高台を切り開いた敷地の裏のほうは傾斜地で、その先は見えないですが細い川があるようで、その向こうは雑木と竹が密生しています。
その辺りに、小猿も含めて10匹以上の猿の1グループ?が生息しているのが問題で、自宅近辺の2〜3ブロック範囲のお家で家庭菜園の野菜や果樹を食い荒らされています。
野菜や果樹が熟してきて、明日ぐらい収穫かなと思っているのを見事に取られます。
近くの菜園マスター(!)みたいなお家では、しっかりしたケージを作って安心していたところ、小猿が網の目から手を入れて実を引きちぎられたという笑えない話がありました。
自宅では、きゅうり、イチジク、スモモ、グミなどが収穫できます。
スモモとグミは裏の傾斜地(自宅敷地内)に自生(?)している大きな木なので、鳥除けのネットを掛けるぐらいで諦めています。
イチジクは今年はそれなりに収穫できそうなので、猿対策プロジェクト!をスタートしました。
団地の一番下がったところに庭にケージがあるお宅があるんで、ピンポンしてお話を伺いました。
こちらでは猿被害は(未だ?)無いそうでした。
建築関係の方のようでしたが、単管パイプで枠を組んでネットを張っただけとのことで、大抵のものはホームセンタにあるよとのこと。
今まで気にもしていなかったんですが、ホームセンタのバックヤードには単管パイプが山のように積んでありました。
イチジクは冬の終わりに強選定してあったので、2m四方の囲いがあればOKと判断、単管も2mなら自分の車で運べそうです。
出入口が必要ですが、先ほどの方はアメリカンフェンスを買われたそうです。
ホームセンタで実物がありましたが、自分の車には残念ながら載りませんので単管パイプとジョイントで作ることにしました。
六面体を作るのはコーナジョイントで2mパイプ12本を組み合わせるだけですが、ドアを作る面は下図のように縦に2mパイプを追加してドア開閉の支点とします。

Screenshot
単管パイプ(外径48.6mm 厚さ1.8mm)はホームセンタで、ジョイント類は 単管DIYランドで購入しました。
パイプ固定の押ネジはM10で対辺5の六角レンチが使えます。
コーナー部のものは単管パイプを突き当てるストッパが内部にあります。
ホームセンタのものは押しネジもデカくて六角穴が抜けているので雨水が入ります。
また、ストッパもありません。
単管パイプとジョイント類以外に購入したもの;(ほとんど Amazon)
– 侵入防止ネット 2m x 10m(日本マタイ、網目 37.5 x 37.5mm)
しっかりしたものと思いますが、効果は分かりません。
– ポリエチレンロープ ネット張り用(ユタカメイク)
ネットの端に通して、パイプに固定します。
– 補強用ワイヤロープ 1.5mm(日本製では無い?)
パイプで組んだ枠に縦・横・対角に張って、ネットの支えにします。
SUS304程度と思います、磁石にはつきません。
– ワイヤロープ スリーブ圧着工具(トップ工業)
Amazonのレビューが良かったので購入した中華製は動作不良、
返品して日本製を購入
圧着時の握力が比較的軽くて、さすがの燕三条!
– ワイヤロープカッタ(ツノダ)
圧着工具に付いているような直線刃ではワイヤがバラけるので
ワイヤ専用のものでないとキレイにカットできません
バラけてしまうとスリーブに入れるるのに苦労します、というか入りません
特に中国製のアルミスリーブは8の字に穴が開いているので無理です
国産のものは穴が楕円形というか長円なので使い易いと思いますが、
価格が10倍くらいになるので残念です
– パイプカッタ(SK11)
単管パイプは肉厚約1.8mmで時間はかかりますが、
無理せず追い込んでいくと15分程度でキレイに切れます
この他には、単管パイプ(外径 48.6mm)とジョイント(内径 50mm)の隙間から雨水が入るので、組立て後に隙間にシール材を考えています。
現在の経費は約 ¥55,000ですが、ネット追加などを考えて予算は6万円とみています。
(1) 素材 約 ¥45,000
単管パイプ、ジョイント、ネット、ワイヤロープなど
(2) 工具類 約 ¥10,000
圧着工具、ワイヤロープカッタ、パイプカッッタなど
2m x 4mに延長する場合は、単管パイプ+ジョイントの追加費用が ¥14,000程度です。
追記;
2m角では狭いことに気がついて、次の投稿で計画変更の説明をします。
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