公開:2023/09/12
梅雨明けからからとんでもない暑さとなり、連日35℃を超える日が続きました。
昨年10月にタネ(JターフII 3種混合)を蒔いた約14平米の範囲に7月初めごろから枯れた部分が目立つようになり、販売元に問い合わせてアドバイスをもらいましたが、3種のうちフェスク種の一部を残して8月下旬にはほぼ枯れてしまいました。
一方で、今年4月に同じタネを蒔いた約37平米の方は、桜の枝からの雨垂れでタネが流されたりしたところは地肌が見えていましたが、スプリンクラでの散水を欠かさず「ここは大丈夫そうやな」と思っていました。
ところが、ところが、8月中頃から直射日光を受ける時間が長い部分に枯れが広がってきました。
さらに、緑を保っていた桜の木の周り(枝葉の影になる)や建物に近いところにも枯れた部分がじわじわ広がってきて、えらいこっちゃ!と焦りまくって芝生の専門家に来てもらって助言をいただきました。
結論として、水不足とかではなく今年の酷暑に負けているので、品種を変えないとダメですね〜ということ。
この地域で、この暑さで、一年じゅう緑の品種は無いみたいです。
たまたま、冷夏と暖冬が続けば可能性はあるかもですが …
そこで、暑さには強いが冬は成長が止まって休眠する品種をベースにして、寒さに強い品種を秋に蒔いて交代させる「ウインター・オーバーシード」という作業で「年じゅう緑!」を実現しようということになりました。
助言により、暑さに強い暖地型のバミューダグラスをベースとして、オーバーシードには発芽・定着速度が極早(!)というライグラス系のサツキワセを選びました。
この組み合わせは種苗メーカのカタログにも載っていました。
バミューダグラスは冬に休眠しても春に芽を出す宿根草ですが、サツキワセは単年草なのでタイミングを合わせて毎年タネを蒔くことになります。
また、冬の間も、オーバーシードした芝の手入れが必要になります。
とりあえずは、冬の芝草を撒く前の準備としてエアレーションのため、ローンパンチで穴を開けて目砂を入れていく作業を始めます。
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