車の話:車検 -1

編集:2018/03/12

愛車も丸11年となり、走行距離は仕事に使っていた頃とは比べ物になりませんが、約83,000キロとなりました。
車検も5回目で、ずっと車を買ったディーラーでお願いしていたんですが、今回はどこか技術の確かなところへお願いしようと考えていました。
その理由は;
前回(2016)の車検直後に旅行に行った時、帰りの朝にエンジン始動後にゴロゴロというような異音がするトラブルがありました。
3月で、岐阜県の奥の方の温泉地だったんですが、大阪へ帰ってきても朝一番に音がして、5分くらい走ると消えていました。ディーラーに預けて調べてもらい、エアコンコンプレッサのベアリングが傷んでいたので交換、修理完了ですと車を届けてきました。

しかし直っておらず、翌々日だったかサービスマンが代車と入れ替えに取りにきました。
その時にふと気がついて、朝一番(車体が冷えている時)にしかならないから建屋内じゃなく屋外の駐車場に置いてチェックしてくれと念を押しました。
その後、「いろいろ調べたけど再現しない」と連絡してきました。
外に置いていても朝イチに音はしないの?と聞いたら、ハァー?と言われて、こっちがハァーじゃ!と言いたかったところを我慢してもう一度説明し、屋外に置いてたら現象が表れ、結局オルタネータの修理となりました。
最初のコンプレッサの修理は何だったのかと、以前からよく知っている責任者にねじ込んだんですが、なんとかお願いしますと言われて大幅値引きで決着しました。

こういうことで、他所で頼もうと思っていたんですが良さげなところが見つからず、やむなく担当者を変えてくれと条件をつけて今回もディーラーへ出しました。
結論として、
担当者もメカニックも誰でも一緒という寂しいレベルでした!
例えば、
(1) 車をジャッキアップして、下から見た動画(のリンク)を送ってきました:
動画をお客さんに送るようにしていますと嬉しそうに予告(?)していたものです。
エンジン周りのどこそこにオイルの滲みがありますと、撮影者が喋りながら画面が動いていくんですが、指し棒があるわけでもなく対象箇所が全く不明。
担当は私ですというポートレートが動画画面の下にあるんですが、シャツの襟は折れ込んでいるし頭はボサボサ、良くいえば臨場感満載、ハッキリ言えば誰も注意せんの!?
(2) ブレーキパッドの残量(厚み)を言ってきました:
ブレーキパッドは、減る一方と思っていたけど、2年経つと厚くなるみたいです。
前回車検で10mmだったのが、今回は11.5mm! 測定誤差を考えても有り得ないでしょ。
指摘すると、測る場所が違うとか何ちゃらがカンちゃらと言ってました。
その他、いろいろ …

走行83,000キロで10mm残りというのはチョットおかしいですが、本当です。
勤めていた頃は会社借り上げとして出張に使って年間3万キロ以上乗っていて、以前の車は7年で約23万キロ走りましたがパッド交換は1回です。
自分一人で走っているのにブレーキダストを撒き散らすのは申し訳ないとの思いから、シフトダウンを多用してできるだけブレーキを踏まないようにしているためです。
山道のダウンヒルでも、よほどの急坂でない限り2速へ落とせばクリアできますが、前の車が減速するとしかたなくブレーキを踏むことはあります。
乗用車はほとんどがATだと思いますが、シフトダウンで減速する人は少ないですね。
ただし、ブレーキランプがつかないので、街中ではほとんどしません。

ATについて思い出したことがあります。
以前に一緒に仕事をしていた人が、車(軽四だったと思います)をスタートして徐々にATレバーをシフトアップ(といっても3段くらい)していたことがありました。
何をしているのと聞いたら各段のギアを順々に使いたいからと言ったんですが、それってATがやってくれてるんじゃないのと言ったら会話がなくなりました。
面白い人でした。向こうは、嫌な奴と思っていたでしょうね。

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