オーバーシーディング タネ蒔き

公開:2023/10/10
追記、編集など:2023/10/22

残っている芝の刈込み、サッチング、整地など経てオーバーシーディング用のサツキワセ播種にかかりました。
ただ、うちの庭ではJターフIIの生き残り!?が部分的にあるだけで、今回の作業は本来のウインター・オーバーシーディング(=休眠に入る暖地型芝草を保護しつつ緑を保つ)とはちょっと違います。

狭い方 約14平米:
残った芝を抜いて整地したので、初めてタネ蒔きするのと同じです。

昨年10月にJターフIIを蒔いた時には、まずタネを蒔いて目土を被せてという一般的なやり方でした。

今回は専門家の助言に従って、1平米あたりのタネ量に対して10〜15倍くらいの珪砂を混ぜて蒔きます。
4リットルのペットボトルを使いましたが、タネと珪砂の比重差が大きく、いくら反転しても振り回しても均等には混ざらないので適当なところでやめます。

一度に14平米分を混ぜるのは多すぎるので5平米前後の区画に分け、ばらまいたものをサッチングレーキや手箒で均します。
タネが偏ったりしてなかなかうまく広がりませんが 、気長に頑張るのみです。

何とか広がったらローラーでしっかり転圧して、不織布をかけ、散水します。
散水後に、濡れた不織布を通してタネが見えるので大丈夫かと焦りましたが、不織布が覆土(目土など)の代わりになるので心配無用とのことでした。

タネ蒔き後1週間くらいで、ヒョロっとした若草色の芽があちこちに出てきてホッとしました。

広い方 約37平米:
こちらは酷暑の日光直射時間が少ないところに前の芝がそこそこ残っていて、全面が更地ではありません。(枯れて更地状態になっているのは1/3くらい)
芝が残っているところでは不織布がタネに密着しないのでどうなんかな〜と思っていましたが、
不織布が密着しなくても大丈夫です。
雨に叩かれて流れるのを防止するのが最大の目的です。
という専門家の助言をいただいたので安心して、地面が乾いていて風が無い日を見計らって14平米と同じ要領でタネを蒔きました。

初めてJターフIIを蒔いた時の手間は何だったのかと思います。

追い蒔き:
狭い方にタネを蒔いて10日ほどで不織布が押し上げられるほど育ってきたので、端っこをめくって見ると、タネが無い(蒔きかたがヘタ!)ところと発芽前のタネが残っているところが点在していました、アッチャ〜です。
不織布を外した後にアッチャ〜部分に追い蒔きをします。
追い蒔きは、タネが無いところはもちろんですが、未発芽のタネがあるところにも少し蒔いておきます。
発芽していないタネをよく観察すると、細長いタネの一端が地面に繋がっているような感じで、発芽が遅いだけなのかそこで力尽きた?のかは分かりません。

点在する追い蒔き部分に不織布をかけておくと水やりの時に安心ですが、ノズルを「キリ」にして優しく散水した方が時間はかかりますが、不織布の手間はいらないです。

水やり:
発芽までの2週間くらいは毎日朝夕水やりをして、不織布を外しました。
それ以降は、地表面が乾いたら水やりをするくらいで、深く根を張らせるよう過湿にならないように、水の量は撒いてスッと染み込むくらいでいいようです。

雑記:
ネット上のいろいろな記事では、「タネ蒔いて目土を被せて ….」というのばかりで、目土を入れないのは見当たらなかったですね。
以前にJターフIIを蒔いた時は目土がローラにくっ付いて剥がれ、転圧できなかったので目土が無いとやりやすいです。(目土の種類によると思いますが)

それにしてもいろいろなやり方があって、面白いというか奥深いというか芝生相手に模範解答は無いんでしょうね。

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