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MagSafeデュアル充電パッド

公開: 2021/05/14

iPhoneSEを第二世代へ入れ換えて、その後AppleWatchも加わったので両方を充電できるMagSafeデュアル充電パッドが便利そうなので購入しました。

(MagSafeデュアル充電パッド:写真はAppleサイトから)


右側
の丸い部分を起こすとAppleWatchを立てて充電でき、ナイトスタンドモードをオンにすると充電中は何らかの振動で写真のように時刻が約10秒間表示されます。
枕元に置いておけば便利です。

しばらく使っていましたが、iPhoneの充電がとても遅くMagSafeってこんなもんかな〜と思っていたんですが、調べてみると面白い?ことがわかりました。
既に誰でも知っているかもですが。

MagSafeについて探していると 充電アダプタについての情報 の中に「iPhoneを置く前に、充電パッドを電源につないでおくことが重要です」というのがありました。
出所をたどると MagSafe充電器をiPhone12で使う方法 というアップルサポート情報の中に以下の記述(一部省略)がありました。
iPhoneを置く前に、MagSafe充電器を電源につないでおくことが重要です。
電源につなぐ前にiPhone を置いてしまった場合は、iPhone を取り外し、
3秒待ってから置き直してください。
電力供給が最大電力で再開されます。

iPhone 12 モデルや Apple Watch で MagSafe デュアル充電パッドを使う方法 というアップルサポートにも同じ文言がありましたが、
「MagSafe デュアル充電パッドは、iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、Apple Watch (全モデル)、Apple MagSafe アクセサリ、Qi 対応のデバイスやアクセサリで使える仕様になっています」
となっていて、
iPhone11やSEが無いので正式対応していないのかと思いましたが、iPhone8以降とSEはQi 対応のデバイスとして入っているはずです。

上記赤字の文言はMagSafeデュアル充電パッド単体の説明書に明記すべきと思います。
念の為、ハズキの回し者かと思うほど字が小さい説明書を詳しく見てみましたが、USB-C電源アダプタについての注意だけで充電の際の注意はありません。

いつもはiPhoneやWatchを充電位置に載せてから充電器の電源を入れていました。
これは、差し込むときの放電で端子が傷むのを防ぐため「ケーブルを繋いでから電源を入れる」という、電気系に教えられたことを無意識にやっていました。
昭和の習慣?でもないですが、考えてみればMagSafeとiPhoneはワイヤレスであり端子の接触はありません。

実際に試してみると、電源を入れてからiPhoneを載せると xx%充電中 の表示がすぐに出ますが、載せてから電源を入れると表示が出るまで6秒くらいかかりました。
Apple Watch側でも同じようになったので、最初の認識が問題と言うことですね。
さらに、Apple Watch付属の充電ケーブルでも同じでした。
要するにMagSafeの仕様ということでしょうか。

充電速度は、iPhoneのバッテリがもっと減った状態で見てみないとケーブル直結との差は分かりませんが、改善はされると期待しています。

ただ、iPhone12と同時に発売されているので、それ以降の機種でないと充電プロセスが最適化されていないかもです。

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iPhone SE (2020)

公開: 2020/5/3
修正、追記: 2020/5/22

iPhoneSE の後継機が発売されましたが、4月20日に注文したものが配送されました。
大きさはiPhone8と同じで、画面が4インチから4.7インチへ大きくなっています。
写真の右側が初代のSEです。

Yahooニュースを表示してみると、実際の画面サイズは縦104mm 横58mm でした。
初代SEは縦89mm 横50mmですが、見た感じで大きくなっている割には持った時の違和感が少ないです。 画面が大きくなるのは老眼(!)にはありがたいです。


前のSEと同じように保護ケースを作ろうかなと思っています。
Appleのサードパーティー向けの図面では8と同じとして細かい寸法が出ているんですが、スイッチなど公差を超える寸法差というか位置がかなり違うので実測中です。
下はその図面の一部です。

古いSEは購入後3年半くらいで未だバッテリーはそこそこ持つので、親族での第二の人生(?)を送ることになりそうです。

余談ですが、新しいSEの電源を入れて設定しようとしたら、新旧二つを近くに置いてくださいとの表示が出て勝手にやってくれました。
写真が3,000枚くらいとアプリの設定とか、パソコンのバックアップを使うこともなく30分くらいで全く同じものが出現!しました。

追記:
自作のケースがすぐには作れないので、とりあえずAmazonでTPU素材のケースを注文しました。
これがよくできていて(¥630でした)、コーナーに2mmの皮ポンチで穴を開けてストラップを付けられるようにしたので、ずっとこのままかも?

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iPhoneSE ケース

編集: 2018/05/08

以前に自作自慢の掲示板 に投稿させてもらいましたが、アクリル樹脂でiPhoneSEのケースを作りました。


上の写真は最初に作ったタイプで、アクリル板を彫り込んだものを接着してiPhoneを上から差し込むようにしています。形状を工夫して何度も作り変えたんですが、スッポリ抜け落ちそうで心配でした。
 
いくつか作っても、側面の音量調節と消音のボタンのために写真のように削ってあるのは同じです。

抜け落ちを心配しつつ使っていて、よく行くバーのマスターにその話をしたら、ボタン類を外から操作できるようにならないの?という助言(ほとんど強制?)がありました。

それは無理やろ〜と思いつつも、何日か考えて部分的に試作したりして行き着いたのが、今の全閉型(!?)バージョンです。

8mm厚アクリル板で、まず外側をCADデータから切削データに落として加工します。

これをひっくり返して内側を彫り込んで外形をカットすると、切削は完了。

たくさんの丸穴は放熱用(効果は不明!)、アップルマークはiPhone背面のマークが見えるように、他の穴はカメラやホームボタンです。
組んだ時にストラップを通せるように、左右の肩の部分に溝を入れてあります。
組み合わせるためのネジ(9ヶ所)は裏側から止めるようにして、表側はø1.1ドリルで下穴を明けてタップ加工します。
スイッチ用の上や左右の穴は、表裏をネジ止めしてバイスで保持して加工します。

スイッチ類は別に加工したものを嵌め込みます。上の方に見えるのはSIMトレイを引き出す穴のカバーです。最初はなかったんですが、SIMを入れ替えるのにケースをバラさないといけないことに気がついて、追加工したものです。
スイッチ類は小さくて削る時に固定するのが難しいんですが、CAMソフトでタブ加工というのができるので、思ったより簡単に作れました。

部品と母材をつないでいるのがタブで、タブを切って不要なところを削ります。

消音のスイッチは、iPhone側の出っ張りと合うように裏に溝を入れます。

表側にiPhone本体とスイッチ類を嵌め込んで裏側をかぶせ、M1.4のネジで固定すれば完成です。

このネジは、お世話になっているねじの松喜でもさすがにバラ売りは無く、100本入りが一箱972円でした。あと9個は作れます!

CADで図面を作る時にAppleの資料(Accessory-Design-Guidelines.pdf)を参考にしましたが、外形寸法は公差が案外大きく、例えば、iPhone SEでは、高さは123.83±0.2、
幅は51.70±0.2、厚さは7.60+0.25, -0.20 です。

最大公差に合わせて作るとガサガサになる可能性があり、内側の彫り込み加工は最終的に実物の寸法を測って決めました。
市販のケースは、ほとんどが伸縮性のある素材を使っているので公差範囲をカバーできるのでしょうが、アクリル樹脂では無理です。

もしも誰かに作って欲しいと言われたら、柔らかい素材を内側に貼っておくなどの対策を考えないといけませんね。
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